お得な入場券
ここのところバルセロナは入場券の大幅値上げが続いています。1箇所10ユーロ近いことも多く、バカになりません。その入場料が少しでも割引になる方法を伝授します。
■ ------- 若者・年配の割引------------ ■
スペインは弱者(?)に優しい国です。
たとえば子供は無料のこともあります。”子供”というのが16歳までだったりして驚きます。
また若者や年配者には割引があります。”若者”というのは26才までだったり国際学生証の所有者だったり。年配者は65歳以上の年金受給者だったり。(失業者割引まであります)最近はEU在住者に限るところも増えてきたようですし、証明書が必要なところ・必要じゃないところもあります。それでも皆さんが想像するよりずっと多くの割引がありますので、ぜひ窓口で聞いてみましょう。
入場料ではありませんが、65歳以上の割引はRENFE(国鉄)や観光バスなどにも適用されます。マドリッドの観光バスなど半額近い割引だそうです。
■ ------- 観光地のセット券 ------------ ■
若者や年配者に当てはまれなければ別の割引券を探しましょう。買って置けば入場券の購入のために並ぶ時間も省けます。イチオシはバルセロナのアートチケット(Articket)。7箇所で20ユーロです。ピカソ、ミロ、カサ・ミラ、カタルーニャ美術館、タピエスなど日本人に人気の観光地が含まれています。割引率も高く3箇所行けば元を取ります。詳細はArtickt。観光地の窓口で購入でき、半年有効です。
その他ちょっとマイナーですが、コンビネーションチケットというのがあります。例えば・・。
・カタルーニャ美術館(MNAC)とスペイン村で12ユーロ。
・海洋博物館+コロンブスの塔or遊覧船などのセット券。
・歴史、海洋、考古学博物館など5箇所にいけるArqueoticket
■ ------ 無料日を利用する------------- ■
マドリッドの博物館・美術館は1週間に1度はフリーの日があります。土曜日や日曜。上手に使えばお金がかからず、とても便利です。大きな美術館が多いので混んでも気になりません。
バルセロナでは恒例無料日は月に1度だけです。第一日曜日か第一木曜日など。(2009年から無料日がバルセロナでも増えていく予定です)またカタルーニャ美術館のように規模が大きければ別ですが、ピカソ美術館などは長蛇の列、中でもゆっくり見れません。人が流れないのでこの日はオーディオガイドが借りれない/ガイドは説明ができない観光地もあります。無料日を利用するなら欠点も理解したうえでどうぞ。
・その他5月18日の国際ミュージアム・デーや9月11,24日などもバルセロナでは無料です。
・カタルーニャの地方都市も祭りの日は一部の博物館などが無料となります。
前売り入場券
今度は前売り券情報です。前もって買うと手数料がかかりますが、買った方が良い利点もある観光地の話です。
■ ------ 入場制限のある観光地 ------------- ■
入場に制限のある観光地では混雑していると入場券が購入できないという危険性があります。前売り券は1ユーロ程度の手数料を取られるので日程に余裕がある人で、ネットで残席が多そうであれば現地で買ってもいいでしょう。でもフリータイムが半日~1日のみなど限られている場合は絶対に前もって購入しておきましょう。
・バルセロナではカタルーニャ音楽堂(公式webで1週間前から購入可能です)
・スペイン国内ではグラナダのアルハンブラ宮殿も。あんな遠くまで行って入場できないなんて悲しすぎます。
■ ----- 前売り券がネットで買える観光地-------------- ■
当日並ばないという理由でネット販売をする観光地が増えてきました。並ぶか並ばないかは日によりけりですが、時間がなくて手数料が気にならない人は購入しちゃいましょう。
バルセロナで並ぶ可能性が高い観光地は・・・
・サグラダ・ファミリア
・カサ・ミラ(ラ・ペドレラ)
・ミロ美術館
どれもTELENTRADAで事前購入可能です。学生割引やリタイヤー割引なども適応されます。
もしくは上で紹介したArticktを購入するとミロ美術館以外は並ばないのでこれを現地で購入しても良いですね。(サグラダ・ファミリアはArticketには含まれないのでTelentradaでの購入となります)
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