クレジットカードの利点
■ 盗まれた時の現金被害を補償 ------------------- ■
カードを勧める理由はスペインがスリ&泥棒の多い国だからです。
カードは盗難にあえばすぐにストップさせます。万が一使われてしまってもその分,免除してくれることがほとんどです。
●お客様からの疑問より
カードを盗られた経験のあるお客様。あてにしていたカードが使用できず、
カードにに頼る危険性を痛感したそう。だからカードは使わないことにしたとおっしゃいます。でもそれは
現金でも同じでは?
現金だって盗られてしまえば「お金がなくてお手上げ」です。でもカードはストップさせれば実害がありません。
現金は盗られて消えたままなので、その意味ではカードの方が良いのです。一番いいのはいくつもの逃げ道を作っておき、1つの手段に頼らないこと。
複数のカードを作っておくのが一番です。現金も少し持っていきます。
■ パスポートよりも大事な身分証明書 --------------- ■
ホテルやレンタカー会社ではカードがないと受けないところもあります。特にアメリカ系。カードは支払能力があるかどうかの証明です。持たない主義の人でも旅行中だけは一枚作っておくといいですね。
●お客様トラブル実例●
最近チェックイン時にクレジットカードの提示が求められます。これは普通。ところがバルセロナのとある5つ星ホテルで、クレジットカードのないお客様に保証金として現金約8万円を要求し、
これがなければチェックインができませんでした!ホテル代はホテル・クーポンがあるにもかかわらず、
旅行会社の手配であるにもかかわらず、です。カードがないなら2-3万の保証金と言われたことはありますが、8万円.....(絶句)
。
ところがお客様はぽんと払っていました。さすが5つ星ホテルに泊まる現金主義のお客様。庶民にはできないわざですね
クレジットカードの欠点
■ 日本でもスペインでもカード犯罪 -------------------- ■
盗難にあったわけでもないのにいつのまにか使われていた。
日本でも増えていますがスペインでもあり得ます。
とはいえ、カード犯罪に巻き込まれる可能性はわずか。ニュースでは耳にしますが、お客様にもスペイン在住者にも、今のところ私自身、実際に被害の話を聞いたことは一度もありません。逆に泥棒に現金を奪われることはスペインでは日常茶飯事。確率が大きく違います。
私としてはなるだけ現金を持ち歩かない旅をお勧めします。100%の保証は誰にもできませんが、いくつか注意をすることでトラブルが未然に防げます。
■ 暗証番号を覚えていないと使用できません! -------------------- ■
日本では求められることが少ないそうですが、盗難カードの多い外国ではすでにサイン式はほとんどなくなりました。暗証番号を入れないと使えないのですく。
カードをあてにしてきたのに
暗証番号を何度も間違えてブロックされてしまった話も聞きます! 必ず暗証番号をチェックしてから旅行しましょう!
複数のカードのお勧め
■ カードが使えないと大ピンチ ------------------------- ■
限度額を超えてしまった、
磁気に傷が入って使えなくなったなど耳にします。でも圧倒的に多いのは泥棒に盗られるケース。頼みの綱とも言うべきカードが使えないとなると、買い物
の予定が大幅に狂ってしまいます。
■ 最低2-3枚は用意すべき -------------------------- ■
何かの理由で1枚目が使えない事態のために2枚目を作っておきましょう。1枚のカードにすべては頼るのは危険です。
もちろん2枚のカードは別々に保管します。
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カード犯罪に巻き込まれないために
■ あやしい店では使用しない-------------------------- ■
スペインでは聞いたことはありませんが、モロッコやトルコでカードを不正に引き落とされた友人がいます。
国(もしくはそこの出身者の店)によっては、使用を控えた方がいいかもしれません。
もちろん人種ではなく、様子や人相などで判断しましょう。あやしげな店だと思った場合は現金で。
■ サインをする前に金額を確認 ----------------------- ■
日本人は見ないでサインする癖があります。
上に書いた不正に引き落とされた他国での例は、ゼロが二つ多かったり、モロッコ通貨のはずだったのにドル引き落としになってたり。
使った覚えもないのに使用されたものは保障してくれる会社は多いですが、サインをすればあなたが支払いをしなくてはなりません。サイン前に必ず確認をしましょう。
●余談ですがスペインでは●
金額をうっかり間違えたというケースの方がずっとありえます。どちらにしろ自分で確認を。
・私自身、フランスのミニスーパーで買い物をし、ホテルに戻って伝票を確認して仰天しました。ケタが2桁多かったのです。親切なお店の人だったので単なる間違いだろうと思いましたが、店に戻って伝票を見せた時の、文字通り、「目が飛び出る」ほど驚いていたお姉さんの
姿が忘れられません。間違いもありますので、必ずサイン時に確認を!私もすぐに確認したのが幸いしました。
■ スキミングはキャッシュディスペンサーの機械に ---------- ■
スペインのニュースで耳にしたことのあるカード犯罪はATMの機械にスキミングをしかけるタイプです。てっとり早く大勢分が手に入る手口です。とするとATMを使わなければ免れるかも?
キャッシングしたい人は機械でなく銀行の窓口でお金をおろすことも可能ですよ。(要パスポート)(銀行によってはできないかもしれません。要確認)
■ 暗証番号は隠して入力しましょう ---------- ■
ATMでお金を下ろす時には暗証番号を入力します。チップ付のクレジットカードを使用する時も同様です。このとき、片手で隠して入力しましょう、という案内があちこちでされています。・・・ということは、そういう被害が多いということかもしれません?
暗証番号をお店の人の前で隠して押すのは失礼な気がしますが、要は慣れの問題です。勇気持って「隠して入力する」を実行してみたら、気にならなくなりますよ。
その他のカードの落とし穴&注意点
■ 限度額をお忘れなく ------------------------------ ■
数枚カードを持参するか、出発前に限度額を引き
上げましょう。何日締めになっているかもチェックして、ちょうど2ヶ月にまたがるような旅行日程を選べば、月々の返済がラクという方もいます。
海外キャッシングを利用する人は、帰国後すぐに繰り越し返済ができるように旅行日付を選ぶ達人もいます。
●トラブル実例●
カードでツアー料金を払うと5%の割引があったり、ツアー料金を支払わないとカード付属の海外旅行保険が適用されない場合が増えました。
そこで2人分のツアー代金をカードで支払ったお客様。
旅行に来てみるとあっというまに限度額を超えてしまうので注意しましょう!
■ JCBカードはヨーロッパでは使えないこと多し ------------ ■
不平を
何度も耳にしました。
使えるところもありますからもちろん持参して構いませんが、VISAカードなど他の種類と併用しましょう。アメックスも使えない場合がありますが、一番使えないのがJCBです。
●トラブル実例●
どこへ行ってもJCBカードが使えないと
不満のお客様。しかも出発前にカード会社にたずねると「スペインではどこでも使える」との回答だったので余計に腹が立つそうです。使えないとは返答できないか
もしれませんねえ。
●耳寄りお客様情報●
スペインの中でJCBカードがよく使えるのがバルセロナだとか。あーやっと使えるよという声があがります。
■ お店での注意点---------------------------------- ■
HOWTO店でのカード払いもどうぞ。お店でカードが使えない!ことなどないように。暗証番号は必ず覚えてきましょう。
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