海外ではアパートのシェアが普通です。今、日本でも言われる”民宿”というやつです。
アパートの同居人(アパートの
1室を間借り)を募集したり、日本へ一時帰国中にアパートを丸ごと(家具・私物は置いてある)賃貸することがあります。
ホテルやオスタルに比べて安価なので、上手に活用しましょう!
ただしホテルと違って、トラブルになることもあるので責任が取れる方のみにお勧めします。
現地アパートの利点
■ ------- 料金はお得です! --------- ■
ずばり一番良い利点は料金がお得なところです。ただし1週間単位、1ヶ月単位など、中期ー長期滞在限定のこともあります。
1年の留学生予定の人も、短期でアパートを借りつつ、本格的にアパートを探すのも良いでしょう。
単純に家賃と格安ホテル代を比較するだけでなく、自炊ができる、コーヒーが家で飲めるなど、食費の面でも節約ができます。
アパート滞在の利点はこちらでも紹介しています。
■ ------- 現地の情報が得られます ----------- ■
アパートシェアの相手は部屋を貸しているだけですから、ガイドやホテルマンのように現地情報をあてにしてはいけません・・。頼りすぎないようにしましょう。
それでも右も左も分からないバルセロナで、もちろん多少の情報は教えてもらえます。住んでいる人ならではの情報というものがあるので、
一人旅の人や、現地情報を得たい人には便利ですね。
■ ------- 現地在住者気分が味わえます! ------■
買物に行って、洗濯して、映画に行って、時々はビーチで過ごしたり・・。急いで回る旅では味わえない、暮らすように旅するという旅行が体験できますね!!
バルセロナは見所も多いし、日帰りで旅行できる場所も多いので、この際、1週間ぐらいは滞在してたっぷり堪能して欲しいものです!!
短期アパート生活の心得・注意点
■ ------- 違法アパートに注意しましょう ----------- ■
スペインではいわゆる民宿が合法の町もありますが、バルセロナでは一部は違法です。
合法なのは次のケースです。法律は変わることがあるのでご確認ください。また解釈の違いが微妙なところもあります。
・アパート丸ごと貸してくれる場合 -観光アパート Piso turisticoとして合法に許可証を取っているところのみOK。今はAirbnbにライセンス番号記載があるはずです。
・バカンス中など自分の一時的な留守中に限り、住居を丸ごと貸すのはOK。長い留学や出張中に貸すのはOK。
・バカンスに来る人ではなく、留学生、インターンなど住みに来る人はOK。
・家主も一緒に住み、部屋貸しはOK。
バルセロナは違法民宿と戦っているので、ちょうど警察が介入した場合、せっかく借りに来たのに、借りれなかったというトラブルに巻き込まれないとも限りません。
口コミなどよく調べましょう。
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■ ------- ホテル・オスタルのようにお客様ではありません ----------- ■
バルセロナ在住の気分が味わえ、生活が垣間見れます。ただし生活者であってお客さんではありません。掃除・せんたく・ごみ捨てなど、日本生活中のことを思い出し「自分のことは自分で」やりましょう。
■ ------ 迷惑をかけないように気を配りましょう ------------- ■
たいがいのアパートはスペイン人の住む住宅です。
見慣れない外国人の姿に不信感を抱くお年寄りもいるかもしれません。自分はバカンス気分かもしれませんが、近所迷惑にならないように心がけましょう。鍵をきちんとかけるなど、決まりごとも守ること。
■ ------- 同居人の共同生活に配慮しつつ、遠慮なく------------ ■
短い間でも同居者となるわけです。相手が睡眠中であれば気を使うこと。自炊の時間やシャワーの時間についても相談した方がスムーズに生活できます。
逆に遠慮しすぎ&気の使いすぎは必要ありません。台所を使うにもTVを見るにも遠慮なく。
部屋にこもりすぎると心配されることもあるので、時々、サロンに顔を出したり、交流するのはお勧めです。
■ ----- 他人との同居はストレスもあり ----
---------- ■
旅慣れていず、他人との同居に抵抗がある人には勧めません。知らない人と暮らすのは意外とストレスになるものです。
自立して自分で動ける人、他人とシェアの経験がある人、ユースホステルで他人とおしゃべりにも抵抗ない人に向いています。
寝るだけに帰るだけで、ほとんど外に出てる人も問題ないかもしれません。
■ ------ スペインのアパートは古いです ------------- ■
日本とは習慣も違うだけでなく、特に台所やお風呂まわりに不便さを感じることもあります。(スペイン人は不便さを感じないが、日本から来た人は感じる)それも楽しもうという心構えがあるといいですね。お湯の出が悪い、エレベーターが時々壊れる、トイレの便座が冷たいなど(笑)、いろいろありますが、
現地の生活を垣間見るつもりで話のネタにどうぞ!
短期アパートの仕組み
■ ----- 料金に含まれているもの -------------- ■
部屋代。水・電気などの光熱費が含まれています。
ただし電話代は別。最近は国内の電話はネットに含まれることもありますが、携帯電話相手や国際電話は料金を支払っていただきます。料金もすぐに分かるようになっています
。
■ ---- 使っていいもの --------------- ■
シャワー。台所。洗濯機は自由にできます。(有料もしくは使用禁止にしている
大家もいるのでルールを聞きましょう)
スペインのアパートはどこも年季が入っているので、使い方は大家に相談しましょう。
家の中にあるものー 本やCD、キッチン道具などが共通部分にあっても、
同居者の私物ですから使用できません。使えるかどうかは必ず尋ねてみて、OKと言われた時も断ってから借りましょう。
食料品ー 自分で購入します。短期の場合は調味料ぐらいは貸してくれるとは思いますが同居人に聞きましょう。それ以外は全部自分で購入します。
日本食、日本茶、醤油などの日本の調味料は貴重品なので手をつけないこと。
■ ----- 料金の支払い -------------- ■
宿泊分だけ前払いで同居人(もしくは鍵を渡しに来た人)に支払います。延長する場合はその分を追加で支払います。
。
物を壊されたときのために保証金を1ヶ月分ぐらい取るアパートも増えています。
■ ----- 弁償 --------------
■
お皿を一枚割ったぐらいで弁償という大家はいないと思いますが、壊してしまったものはできるだけ買って返しておきましょう。高そうな食器は使用しないのも防御手段です。
洗濯機の使い方が分からず壊してしまった、泥棒にあって家の鍵を交換することになった、DVDデッキを落として壊れてしまった、などトラブルの話をよく聞きます。自然に壊れたものも、滞在中に壊れれば自分が壊したのかどうか分からないので請求されてしまいます。
修理費や購入費はトラブルになるので、海外旅行保険の”倍賞責任保険”に入っておきましょう。
掛け金は安いですよ。
●知り合い実例● 買ったばかりの洗濯機だったのに、無理してドアをあけようとして壊されてしまった知人がいます。
幸いにして賠償保険で賠償してもらったそうです。そうでなければ数百ユーロの請求です。お互いに悪い後味が残ったと思うので、保険のありがたさを実感したと言っていました。
■ ---- 初日と最後の日 --------------- ■
初日と最後の日は、鍵の受け渡し、アパートの説明、電話代などの清算などがありますから、同居人と予定を相談しましょう。非常識な時間帯は迷惑になるので避けること。
ホテルではないですから最後の日は掃除・ごみなどに注意。もし同居人が長期留守の場合は生ゴミを置いていかないように。
■ ----- 日本人とのシェアーのアパート、 どこで探す!? ------------- ■
●スペイン探偵局というスペイン在住者の掲示板に、不定期に情報が出ます。
だいたい1か月以上ー長期入居者募集が多いです。たまに短期やバカンス中のアパート貸しも見かけます。
●地球の歩き方で不定期に募集しています。
●ジモモ バルセロナという在住者の掲示板に、たくさん情報が出ます。
だいたい1か月以上ー長期入居者募集が多いです。たまに短期やバカンス中のアパート貸しも見かけます。
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