クルーズの良い点・悪い点
■ ----- クルーズには向き、不向きがあります-------------- ■
最近、クルーズのお客様が増えてきました。しかしクルーズは陸路の旅行と比べて、良いところと悪いところがはっきりしています。
向いている方と、向かない方がいるのです。
まずはクルーズが自分向きの旅のスタイルかかどうか、よく考えましょう。(このページの下をよく吟味しましょう)
クルーズの旅を決めた後も、クルーズの選び方が悪いと、失敗します。船やコースの選び方はとても大事です。
クルーズの注意点や上手な過ごし方・使い方を知らないと、苦労して、
クルーズはもうコリゴリってことになっちゃいます。
逆に、こんな風にすればクルーズの欠点をカバーできます、という知恵も紹介していきます。まずは長所と短所をどうぞ。
■ ------ クルーズの良い点・長所------------- ■
・毎日同じ部屋に泊まるため、スーツケースを毎日運ぶ必要がない。
・寄港地でのんびりするだけなら、移動もあまりない。
・格安クルーズは飲み物・食べ物がある程度含まれていて、
リーズナブル。
・プール、スポーツ施設、娯楽施設、カジノなど遊ぶ場所が多い。ほとんど無料。
・毎日海が見えて、非日常的。新しいタイプの旅。
・いろんな人と会えて、会話も(英語も)楽しめる。
■ ----- クルーズの悪い点・短所-------------- ■
・陸地への滞在が短いこと。半日もしくは多くても7-8時間。
・乗り遅れると無情に陸地に置いていかれる。待ってくれない。
・寄港地から観光地が離れている場合もある。自分で移動するのが大変。
・酔う場合がある。
・格安クルーズの場合、食事がおいしくない。飽きる。
・閉所恐怖症(部屋が狭い)
■ ---- クルーズが向いている人--------------- ■
・子供達(家が遊び場みたいもの。陸路へ降りずに遊び倒すつもりなら向いています)
・社交的な人。
・英語を話したい人。
・あまり動けない人や高齢者。(=あまり寄港地で観光をしない人。時々休みたい人)
・船ライフを楽しみたい人。楽しめる人。
・時間のない寄港地で、自分で計画して、自由に観光できる人
・何度かその国をすでに訪ねている。
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これらがあまり当てはまらなければ、あなたにクルーズは向きません。クルーズの特徴が生かせません。
■ ------ 一番重要なポイント! クルーズ船は時間との戦いです!------------- ■
ほとんどのクルーズは半日もしくは多くても7-8時間しか現地に滞在することができません。
つまり滞在時間が短く、観光の時間に限りがあります。
クルーズ船は遅刻したからといって一切待ってくれません。
無情に置いて行かれます。万が一置いて行かれたら、次の寄港地まで飛行機、電車、タクシーなどで追いつかなくてはなりません。
普通は混まない道でも、何らかの理由で渋滞が起きる場合もあり、ギリギリに時間を設定するのは危険です。
「万が一」を考えて早めに船に戻りましょう!!!(特に次の寄港地が遠い場合)
つまり船旅は毎日毎日が、時間と戦うシンデレラ状態なのです。
寄港地の小さな港街でのんびりする。観光は少しできればそれでいい。そんな人に船旅は向いています。
絶対に見たい観光がある。もりもり観光がしたい。そんな人は時間がなくて、不完全燃焼の旅に終わります。
1日1都市滞在で、毎日町が変わっていくのは、楽しい反面、忙しいのです。ゆっくり滞在したい&見たい町と港が遠い、そんな
人は陸路の旅が向いています。
■ ------ 2番目に重要なポイント! クルーズ船は船ライフを楽しめる人に一番向いています
------------- ■
クルーズ船を「交通手段の1つ」と考えると、失敗します。行きたい場所が港から遠い場合は向きません。
船は何がすごいかというと、船の中にたくさん楽しめることがあることです。
小学生・中学生は遊園地・体育館・アミューズメントパークの中で毎日過ごしているようなもの。船で遊び通し、
時々陸路に降りて、
短い観光をするという過ごし方は向いています。子供でなくてもゴルフやクイズ、ゲームなど船でのんびり過ごす年配の方も
いいでしょう。
クイズやショー、アフタヌーンティーでのおしゃべりなど社交的なことが好きな人にも向いています。
社交的ではなくても、船でゴロゴロしたい人も向いているのですよ。毎日寝坊して、昼間はビールを飲んで
ゆっくり過ごして昼寝や読書。夜はショーや映画やカジノで遊ぶという過ごし方のお父さんも
船ライフに向いています。半分家族サービスしながら、半分は自分の完全なる休暇として部屋にこっそり避難?することもできるのです。
おばあちゃんから孫までの3世代のご旅行も見かけますが、無理せずそれぞれが好きな時に部屋に帰れるので悪くないかもしれません。
船より陸地の観光に興味がある人、船の施設に興味が湧かない人、移動手段のつもりの人は、船旅に参加する意味がないかもしれません。
ただしコースによっては立派な移動手段となるので、移動がラクで観光も楽しめる船旅を考えている人はコースを上手に選びましょう。
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