2019年 最近の盗難被害についてはブログの最新の盗難情報をご覧ください。
2013-2014年 バルセロナ管轄内での邦人被害状況
領事館の情報をまとめると
2013年のバルセロナ領事館管轄内での邦人の被害状況は以下のようになっています。
しかしあくまでも大使館・領事館が把握している件数のみです。パスポートの再申請が必要ない場合はわざわざ領事館に届けない盗難被害も多いですから実際には氷山の一角とお考えください。
●最近、耳にした具体的な盗難手口もご覧ください。
■ --- 年間342件 -毎日一人は被害に遭っています ------ ■
・
毎日たくさんの観光客が来るバルセロナ。盗難に遭わないで帰るお客様の方がほとんどです。
でもここ数年、毎日誰か一人は被害届けを出しているということ。あなたがその当人にならないように注意しましょう。
■ --- スリ・置き引きが75% ------ ■
スリ及び置き引きが圧倒的に多く,全体の約75
%を占めています。
スリや置き引きは、99%が自分の不注意です。自分が注意すれば防げます。しっかり盗難対策をしましょう。
■ --- 手口が巧妙化 ------ ■
2013年の手口は多い順で、置き引き:135人,
スリ:118人,ケッチャップスリ:31人,パンク盗:17人,ひったくり:8人,
偽警察官:7人,車上狙い:5人,侵入盗:2人
強盗:1人
でした。
2014年1月~10月の手口は、
スリ:115人,置き引き:94人,ケッチャップスリ:33人,パンク盗:14人,車上狙い:9人,
パンク盗:14人,侵入盗:4人、ひったくり:3人,偽警官、強盗:どちらも0人,
2014年は偽警官はなくなり、ケチャップスリと、車を狙ったパンク盗や車上狙いが増えています。
置き引きの多さにびっくり。置いちゃだめですよ!
****** 以下は以前のデータです ******
■ --- 個人客の被害が圧倒的。混む場所、観光地、カフェに注意。 ------ ■
・被害者は個人旅行者が圧倒的で全体の90%以上。ツアー旅行者の被害は少ない。最近はEU圏に長期居住している邦人観光客の被害発生が目立つ。
・発生場所は
1位地下鉄・駅,2位観光地,3位路上・広場。
11月は,地下鉄での被害だけでなく、路上及びカフェ等での被害が急増。
■ --- なぜ個人旅行者が圧倒的な被害者なのか ------ ■
領事館に届けのある盗難被害者のうち、個人旅行者が90%以上! これは驚くべき数字です。なぜ個人旅行者が被害に会うのでしょうか。
・移動が多いので、パスポートを持ち歩いているため届けが多くなる。
・安宿の多い地区=治安の悪い地区であり、その場所に宿泊&夜遊びに行くことが多い。
・自分で地下鉄などに乗って移動する。(団体バス移動ではない)
・旅慣れてると考え、気が緩んでいる。
・盗難に注意してくれる人がいないため、情報を知らない。
さて。数字だけ見ると盗難の多さが目に付くと思いますが、果たしてスペインは危険なのか?バルセロナの治安の実際のところはどうなのでしょうか。
スペインは果たして危険なのか?
スリはたくさんいますが、盗難が多いことと、街が安全に歩けるか歩けないかは別の話です。
ホールドアップされる国や、身の危険のある国、渡航禁止が出るような危険な国とは違います。
首絞め泥棒が日常的にある。ひきずられて怪我をするような事件がよくおきる。そんな状況だったら安全じゃないと言えますが、
そーんな場所ではありません。
毎日どれだけの日本人観光客がバルセロナに来ているかを考えると、やはり「ほとんどの人は何事もなく帰っている」のです。
何度も言いますが、スリ・盗難はある程度は自分で防げます。現地ガイドからすると、「やっぱり。この人、盗難に遭うと思ったよ」というタイプがあってらっしゃいます。
そういう方は見かねて注意しても、自分の行動を改めません。
十分に十分に対策をすれば、ビクビク旅行することなく他国と変わらず楽しめます。盗難に遭わない方の方がほとんどです。しっかり対策をして楽しく旅行しましょう!
■旅行中は最低2枚はカードを持ちましょう。盗難にあった、限度額を超えた、磁気が効かなくなったなどの大ピンチに活躍してくれます。→
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