ノーマン・フォスターのテレビ塔
/ TORRE DE COLLSEROLA
バルセロナ市を見下ろすティビダボ山の頂にあります。広い山のうちCOLLSEROLA(コイセローラ/コルセローラ)と呼ばれるあたり。92年バルセロナ・オリンピックの時に建築されました。建築家はかの有名なNORMAN FOSTER(ノーマン・フォスター)。そのせいか建築関係の方がごくまれーに訪れます。
LA TORRE DE TELECOMUNICACIO'Nとも呼ばれます。
このテレビ塔、簡単に見れる場所にはありません。ティビダボ山頂はバルセロナとは思えないほど遠いのです。タクシーや貸切バスでも山の往復だけで結構な時間がかかります。その分、他の観光がぐっと減るのは覚悟しましょう。足のない人にとってはもっと不便です。
しかも近づいても近づいても同じような光景。塔の真下に来て見上げても細部はよく分からない・・・。遠い、遠い、という感じ。
本当に見たい人は塔へ登ってみましょう。エレベーターがついていてMirador(展望台)になっています。カフェもあり。オープン時間はwebに詳細が出ていますが、一応確認しましょう。変更あります。
レストランは高いわりに味がいまいちだそうですが、間違いなくバルセロナで一番高い地点。眺めは素晴らしいことでしょう。
テレビ塔の説明をせよと言われても私にはちんぷんかんぷんです。資料は入手しましたが読んでもよく分からず、個人的にもあまりおもしろいとは思えない・・・。でも建築の専門の方などにはきっと興味深いものなのでしょう。うんちくをぜひ聞かせていただきたいものです。ガイド仲間にもぜひ説明したい!という方がいますのでちんぷんかんぷんなんて言っているのは私だけ?
ただし!
過去にこのテレビ塔を見たいと言っていた人たちも「ノーマン・フォスター」建築という名目に惹かれただけのようでした。建築学科の学生さんとか。なーんだ、ただのテレビ塔かー、という感じ。
だったらバルセロナにはここならではのモデルニズム建築もあるし、現代建築にも見ごたえのある建物があるのですからそちらを見学しましょう。このテレビ塔が遠い場所にあるだけに労力や時間のロスを考えると、本当にこれが見たい!という人だけが訪れるべきところと思います。
時間がたっぷりある個人旅行の人だったらゆっくり来てみてもいいかもしれません。テレビ塔に限らず、ティビダボ付近はきれいな建物が多いのです。一戸建ての家が並んでいます。特にティビダボの遊園地へのケーブルカーがあるあたり。遊園地へ向けて乗り物もいろいろあるし、眺めもいいし、小旅行の気分になります。
遊園地はたいしたことないだろうと思っていましたが、日曜日に意外なにぎわいをみせてました。オープン前に並んでいる人まで!高い場所にあるのでスリル満点!?隣の教会もなかなか雰囲気がかわいらしいです。
この日はホテル・ラ・フロリダ→テレビ塔→Vallvidreraの街まで歩いてしまいました。本当に気持ちの良いお散歩日和で気分は爽快!ただし普段はあまり歩く人がいないらしく車がぎょっとしながら通り過ぎていました。(女性の一人歩きは避けましょう。変な時間帯や天気の悪い日もお勧めしません。)このコースは途中、市営ミニ・バスも通っています。
Vallvidreraの街の一戸建ての家々。【写真左】はホテルです。
キノコみたいな入り口と窓。
なんとケーブルカーの駅です。
【左】駅の上部は真っ白な建物。【右】駅内。ケーブルカーは2本乗り継ぐ形になりますが中心地カタルーニャ広場まで走っています。地元の大事な足になっているらしく利用者もたくさん。
展望台からのバルセロナ全景。
・ TORRE DE COLLSEROLA(コイセローラ塔)公式web
・PARC DE COLLSEROLA(コイセローラ公園)公式web
自然愛好者はこのあたり歩いてみてはどうでしょう?私の知り合いはサンティアゴ巡礼の道を歩きとおす訓練のために(?)最近このあたりを山越えしているようです。すごい・・。
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