カタルーニャ美術館 (
MNAC) /
MUSEO NACIONAL DE ARTE DE CATALUN~A
世界でも比類なきロマネスク壁画があるとして、以前からガイドブックでも紹介されてます。
このカタルーニャ美術館へ2004年末、シウダデラ公園内にあったカタルーニャ近代美術館が引っ越してきました。つまり2つあった美術館が一つに合併して生まれ変わったばかり。これはまだ知らない人も多いのでは?
♪カタルーニャ美術館(MNAC)の場所 モンジュイックの丘にあります。最寄地下鉄駅はスペイン広場。 スペイン広場からモンジュイックの丘を見ると二本の塔の向こうに、うっすら王宮のような建物が見えています。 あまり美術館らしく見えませんがこれがカタルーニャ美術館(MNAC)です。 | |
スペイン広場からはすぐのようでですが、歩くと結構な運動です。野外エスカレーターはよく故障中。 美術館目の前まで着いたらくるりと振り向いて展望も楽しみましょう。 このあたりは週末に噴水のショーもあります。 |
♪美術館を時代ごとに
カタルーニャ最大規模と変貌したこの美術館。なんてたって時代は約1000年に渡るカタルーニャ美術が集まってます。全部見るとヘトヘト。(プラドほどではありませんが)
内部は時代ごとに部屋が分かれていて、部屋ごとであれば道順も自由。カフェで休憩しながら自由に行き来ができます。
まずパンフレットをもらって見たいものを絞りましょう。年代ごとに見るのが理想ですが、時間のない人は一番好きなセクションから見るのもいいでしょう。
規模が大きくなったことをきっかけに、入場券は2日間有効となったのは朗報!
♪美術館の一番の目玉ロマネスク 大きな美術館に生まれ変わったといっても、美術館の自慢は今も昔も変わらずロマネスク壁画です。 日本人にはなじみの薄い分野ですが、ここを訪れてロマネスク壁画を見なかったなんて言えないぐらい、有名です。興味がない人もこのセクションは必見。ちらりとでもいいから見ておきましょう。 写真はカタルーニャ美術館のポスター。力強い表情の「天地創造のイエス」を目当てに、世界中の人々が訪れます。 | |
カタルーニャの宝であるロマネスクは小さな村々の教会にあったフレスコ壁画です。 その「オリジナル」をバルセロナまで運んだ背景には保存の意味もありました。 館内の展示は教会の様子も分かるようになっています。上出来。 | |
上も左も写真は手元のガイドブックより。濃厚な色使いです。 聖書をよく勉強して訪れると、興味が倍増します。 そのせいかカトリックの信者の方たちは感動されますね。 |
♪ゴシック美術 カタルーニャ地方のゴシック美術。 絵画、彫刻、レタブロなどこの地方の代表作や力作が揃ってます。 | |
カタルーニャで一番の美術館。当然カタルーニャの画家が多いです。地元では有名な画家の素晴らしいコレクションがゴシックのコーナーに揃っています。 でも日本人はなじみがない画家ばかりなのでつまらなく感じる方もいる?? |
♪もろもろのクレクション
ルネサンス&バロック、ティッセン・ボルミネッセン・コレクションなど、16ー18世紀のヨーロッパ絵画コレクションが続きます。
スルバランやジオットなどもあるので、有名な画家の絵だけさっと見てもいいですね。この時代がお好きな方もぜひどうぞ。マドリッドで絵の修復に携わる友人はこの時代が大好きなので熱心に見ておりました。逆にこういう絵はスペインやヨーロッパの他美術館で見た方は省いてもいいかもしれません。
新しく合併したカタルーニャ近代美術もなかなかです。シウダデラ公園内にあった頃から、こんなにあるのに誰も来ないなんて・・・と残念に思っていたので合併したのは正解でしょう。モデルニズムの家具。カタルーニャの近代絵画の有名なものが揃っています。モンセラの美術館でも紹介している画家たちが多いですね。近代美術についてはカタルーニャ美術館第2弾のページをいずれ作成する予定です。
♪ MUSEO NACIONAL DE CATALUN~A (MNAC) /
カタルーニャ美術館情報
【住所】
Palau Nacional. Parc de Montjui'c
【開館】 火ー土 10-19時 / 日・祝 10時ー14時半 (月曜休)
入場券が2日間有効になっただけでなく、日本語オーディオガイドもできました!
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