■ ドラッグ・麻薬 ■
スペイン青少年のドラッグ問題
・18歳のスペイン若者の3人に1人がドラッグの経験あり。
・コカインを始める平均年齢は17歳で、平均で月1271ユーロをコカインにつぎ込む。鬱病になりやすく、常用者の31%が自殺をはかったことがある。
スペインはヨーロッパでも指折りのドラッグ国
EU諸国の中でコカイン消費はトップ。カンナビス(大麻)やエクスタシーはイギリスやデンマークと分け合うものの、やはりトップ。
■ 精神的 ■
カタルーニャでの精神性の病気
・10-18歳の子供たちの約15%が異常行動の障害。
・15-24歳の若者では交通事故につぎ、自殺が死亡原因の第2位。
■ 移民問題 ■
移民データ
2003年1月の外国人の住民登録数はスペイン全体で266万。うち居住許可を所持するのは132万人のみ。つまり残りは
不法滞在者。
出身国の内訳は、南米が主要となってきたマドリッドと違い、カタルーニャでは依然としてモロッコがダントツ。つづいて、エクアドル、コロンビア、ペルー。
・スペインが2003年に受け入れた移民は約59万人でヨーロッパのトップ。伊、独、英がそれに続く。
移民のおかげで出生率・結婚率が上昇
2003年の新生児は93年以来の最高数。移民が貢献。移民の中で最も出産が多かったのがモロッコ人、つづいてエクアドール人。
出生率があがったにもかかわらずヨーロッパ内では下から5番目。
結婚した数も、去年は20年ぶりに数字を記録した。
■ 犯罪 ■
ドメスティック・バイオレンス
・
・今年亡くなった女性は102人(12月14日現在)。最悪と言われた去年の総死亡者数に並び、さらに上回りそうな気配。
バルセロナの犯罪データ
犯罪件数は減ってるものの、傷害事件は去年より110.5%増。特に増えたのが家庭内暴力と、商店や通りでの暴力を伴う強盗。
犯罪の内訳はスペイン人31,5%。外国人68.5%。外国人犯罪の国別トップはモロッコ、エクアドル、アルジェリア、ルーマニアの順。
犯罪の多い地区は旧市街。つづいてエシャンプラ。最も治安の良いのはグラシア地区。
■ 分類不可能なちょっと日常的?ニュース ■
店員の万引き
・イギリスでの調査によると、スーパーの店員の25%がときどき店から品物をくすね、50%が機会があればくすねたいと思っている。
・スペインでも「不明の紛失」が年間約18億ユーロ。
スペインの監視カメラには「嘘のようだがコロっとカメラの存在を忘れて盗む店員」や「毎回来るごとに必ず生ハムをくすねる同じ客」の姿など記録される。
バルセロナ最後のSALA X(ポルノ映画館)が閉鎖
唯一のポルノ映画館が不動産契約切れ&建物改築のために年末に閉鎖される。
ビデオ、インターネット、セックス・ショップが主流になり閉鎖が続く中、最後のポルノ映画館として年配や同性愛者など常連客が通っており、売り上げは悪くなかった。
バルセロナでゴキブリ繁殖
昨夏の猛暑と高湿度のために、約10年前からバルセロナに住みつくアメリカ・ゴキブリの数が4倍に繁殖。通りやアパートでのゴキブリの姿に、市民から悲鳴の声があがっている。
(スペインにはゴキブリはいないと信じていたのに、最近道端で殺されているゴキブリをよく見かけます。byカルメン)
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