■ お金に関すること ■
ユーロの偽コインが3倍に
2004年の偽コインは前年度比較で3倍増。偽札は8%増。
スペインの家庭の負債
・家庭の負債が20%増え、6兆ユーロに。うち80%は不動産で、97年の3倍。
・スペイン銀行によると、家計の負債が年収を上回り105%に達したと報告。個人の返済能力低下などの危険性が指摘されている。(OCS NEWS 7月分より)
スペインの給料はヨーロッパで下から3番目。
スペインの平均給料額は19802ユーロ。最も一般的な金額は12503ユーロ。昔のEU15国の平均は27000ユーロで、国としてはデンマーク、ギリシャの次に低い。しかし労働時間はヨーロッパの中で多い方。
58%のカタルーニャ人が月末までお金がもたず
そのうち11%は「大きな問題を抱えている」
カタルーニャの一家庭の支払いは平均で、住宅ローンに平均で478ユーロ、車のローンに243ユーロ、クレジットカードの支払いに240ユーロ、それ以外のカード支払いに296ユーロを支払う。
■ 産業 ■
インターネットなど通信技術は25年の遅れ
今の成長率でいくと、スペインのIT産業がヨーロッパ平均のレベルに達するには楽観的に見て23年、悲観的に見て57年かかると発表された。
スペインでの新しいタバコ戦争
独占販売であったタバコが自由競争となり、1,65ユーロ程度の新しいタバコメーカーが増えてきている。(大手は2.75ユーロ) 2001年より3倍の勢いで伸びてきている。
■ 工業・労働 ■
失業率が25年来の低さに
スペインの失業率が9.33%。1979年以来、一ケタの数字になったことはなかった。特にサービス業と建築業の伸びが大きい。(7月ニュース)
臨時雇用が97年以来、最高の割合に
スペインでの臨時雇用の割合は33.3%に。ヨーロッパでも最も高く、平均13.6%からほど遠い。スペインの次にポーランド(24,1%)、ポルトガル(19.1%)、スロバニア(16,9%)が続く。
■ 不動産 ■
ここ12ヶ月のスペインの不動産は15,7%
特に上昇しているのはカスティーリャ・ラ・マンチャ、バレンシア、アンダルシア、ムルシア。
(不動産がまだあがっていると言っても主に田舎の地方が主になってきました。 byカルメン)
バルセロナの不動産
・2004年バルセロナで建設された新築アパート数は前年度比で6%減。Nou Barrisでは66%減を記録した。
・バルセロナのアパートの平均面積は106m2。アパート高騰のために小さなアパートではないと市民が購入できなくなっている。
・バルセロナ新築アパート価格は98年から2004年の間に2.7倍に高騰。
・月々の支払いもバルセロナ平均家庭では給料の60%を超える。
EU内の新築住宅の3分の1がスペイン
去年スペインで建築された住宅は63万6千軒で、EU全体(約226万軒)の3分の1近い。この傾向は2007年まで続く見込み。
スペイン人のローン
住宅ローンを支払っているスペイン人は23.5%。
74.4%が自分の所有する住居に住み、賃貸はたったの11.6%のみ。
ローンの残り年数の平均は15,17%。 賃貸・持ち家にかかわらず給料の25,3%を家賃の支払いにあてている。月々のローン支払いの平均額は466ユーロ。賃貸アパートの平均金額は356.8ユーロ。
新築アパート6000ユーロがバルセロナ市全体へ
バルセロナの中心地の新築アパートの金額が1平方メートルあたり6000ユーロ(100万ペセタ)だったものが、今ではほとんどバルセロナ全体に広がっている。原因は市内の土地不足と、新築アパートの質が上がっているため。
バルセロナの新築アパートは平均で約56万ユーロ
10月の新築アパートの平均は55万8455ユーロで、去年の10月より14,4%増。1平方メートルあたりの値段は25%上昇で、平均面積が92.1平米と小さくなっているため。
2003-2004年に1平方メートルあたり35%高騰した時ほどの上昇はないが、3年でバルセロナの新築アパートは2倍の金額。
バルセロナの賃貸家賃、4年で48.7%上昇
1uあたりの平均は12ユーロ。
特に旧市街Ciutat Vella地区は平均1uが14ユーロで、4年で67.1%値上がりした。
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