■ 今年の事件 ■
日本人詐欺女性、逮捕
昨年11月より日本人を相手に詐欺を働いていた日本人女性(21歳)と相棒のポーランド人(40歳)が3月スペイン警察に逮捕された。
泥棒に盗まれ何もかも失ったと同情心を買い、一人当たり500〜1000ユーロを請求する手口。17件の被害届けが出ていた。
(在住者から17件は氷山の一角で、観光客からはもっと被害があったと考えられています。byカルメン)
3月11日スペイン最大の爆弾テロ
・マドリッドで列車にしかけた10の爆弾が爆発。
・マドリッドの爆弾テロの死者が201人に達す。3月15日現在いまだに8名が危険な状態にあり、
219名が入院中。
4月3日テロ容疑者らが自爆
・警察がテロ・グループの潜伏していたアパート(マドリッド郊外)を包囲。踏み込む瞬間に自爆したテロリストの中に、先月の爆弾テロの首謀者と見られる男がいたと発表された。
警察側は1人が死亡、11人負傷したがうち3人は重傷。
・1、2人が自爆寸前に逃げたと噂されていたが、検死の結果、自爆したテロリストは7人全員であった。
■ 今年の新法律 ■
闘牛
・去年できたカタルーニャの新しい動物愛護法により、14歳未満の子供の闘牛場入場を禁止。親同伴でも許されない。
・バルセロナ市議会では投票の結果、「闘牛の反対」の姿勢を打ち出した。カタルーニャ州政府はこれを受け、闘牛に関する委員会をつくると発表した。動物愛護と伝統の重みをはかる。
同性愛者に関する新しい法律
・年末からの新しい法律で、カタルーニャでも同性愛者が養子をとれることになる。スペインの自治州でこれを許可しているのは、ほかにナバラ・バスク・アラゴン州のみ。
・スペイン政府が同性愛者の結婚を合法化。ヨーロッパではオランダ・ベルギーに続いて3カ国め。養子をもらう権利も認められた。
スペインの49cc以上のバイク免許取得年齢
現行の14歳から16歳へ、2人乗り可も16歳から18歳へと引き上げられることとなった。
幼い者の事故防止が理由だが、もうひとつ「14歳から働いていた昔と違い、労働基準法での年齢が16歳になったから」
交通違反、減点制へ
・スペインでも減点制を導入する。20%も死亡事故を減らしたフランスをならったもの。
・新しい道路交通法では「50%以上の重度スピード違反」(ただし最低が30キロ)が最も厳しい処罰となる。
50キロのところを80キロで走り2度捕まれば免停。半年は運転ができない。
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