■ 生活・習慣 ■
経済危機でバカンスが変化!?
オン・ラインの旅行社の調査結果によると、世界的な経済危機の今年、
・35%のスペイン人がバカンスへ行かず、家で夏休みを過ごす
・旅行に出る人々も、25%は費用を削って旅行し、11%が旅行日数を減らし、4%は物価の安い旅行先を選ぶ。
・
経済危機が旅行に何の影響も与えない人は25%。
この調査はヨーロッパ8カ国で調査されたが、バカンスに行かない割合としては、ギリシャ(60%)、イギリス(46%)に次ぐ3番目。
旅行費用を最も削ったのはイタリア人(44%)、最も日数を減らしたのはポーランド人(24%)、旅行先を最も変えたのはスウェーデン人(38%)。
経済難の影響が最も少なかったのはドイツ人(29&)。
スペイン子供の5人に1人がトマトを食べたことがない!
8-11歳のスペインの子供2万5000人の食生活アンケートによると
・31,9%がほうれん草を食べたことがない
・22,93%がトマトを食べたことがない
・22,75%がアスパラガスを食べたことがない
・21,43%が黒オリーブを食べたことがない
・16,33%が玉ねぎを食べたことがない
・15,87%がにんじんを食べたことがない
・14,77%がオレンジを食べたことがない
(すべてスペインでは一般的に八百屋に並ぶ食材ですが、今の子供は菓子パンやピザばかりが好きで親が野菜・果物を食べさせないことが問題になっています。byカルメン)
■ スペインのイスラムの血は? ■
スペインでのイスラム教徒との共存は7世紀近く及びますが、遺伝子的にどのぐらい影響があったのかの調査で、
11%が北アフリカ、20%がセファルディ(ユダヤ)、残り69%が地元イベリアの遺伝子を持つと判明した。
特に北アフリカ(ここではイスラム系と言いたいようです)の影響があったのはスペイン北西端のガリシア地方とカスティーリャ地方で約21%を占める。
逆に最もイスラム民族が長く住み着いた土地グラナダでは少なく、現在の住民の2%程度という驚くべき結果だった。
おそらく一番弾圧の厳しくない地方に逃げて住み着いた可能性がある。
カタルーニャに逃げた改宗キリスト教徒は少なかったようで、北アフリカの遺伝子を持つのは2%。6%がユダヤ。92%が地元。地元の遺伝子率がダントツで高いのはカタルーニャとバスク地方で、
もっともイベリア的遺伝子を持つ地方。
スペイン全体にユダヤ人の率が高いことも調査の驚く結果となっている。
スペインでは国内移住(移民)の歴史もあるため、遺伝子調査は現在住んでいる場所ではなく、調査者の祖父の出身地で調べられた。
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