新型コロナウイルスの症状について研究してきたスペインのチームが発表した詳細の新聞ニュース抜粋です。
味覚を感じない人は実は軽症である、という報道を読んだことがありますが、この研究でも同様の結果が出ていますね。
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■ もっとも死亡率とICU入院率が高い症状は熱、咳、息苦しさ ■
熱、咳、息苦しさを感じる人達がもっとも死亡率とICU入院率が高く、調査のうち７２．４%の人がこの症状にあたる。
この症状を持つのは男性の高齢者に多く、症状が急に悪化する。この調査対象者では、１０人に１人がICUに入院し、そのうち１/４が死亡した。
■ 嗅覚と味覚の異常は軽症 ■
味を感じない（味覚障害）、匂いを感じない（嗅覚障害）の症状を持つ人は少なく、研究では９．９%。人によってはこの症状に加えて、熱、咳、息苦しさを感じることがある。
これらの症状がある人は最も軽症で、死亡率もICU入院率も一番低い。
■ 筋肉や関節の痛み、頭痛やのどの痛み ■
筋肉の痛み、関節の痛み、頭痛、のどの痛みを感じる人々は７．３%で、ICU入院に至るケースは多い。これらの症状に加えて、人によって熱、咳、息苦しさもある。
感染や死亡率は高いグループには含まれないものの、重症化しICUへ入院する者は１０.８％と高い。
■ 下痢、吐き気、腹痛は死亡率が高い ■
下痢、吐き気、腹痛を訴えるケースは、熱、咳、息苦しさも伴うことがあるが、ICU入院率は８．５%程度だが、死亡率は２番目に高く、１８．６%。
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２０Minutos記事
より。
（2020年１１月１０日）
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新型コロナウイルスの症状について研究
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