■ ちょっとした事件 ■
Euromillonsスペインで大当たり
2月にスタートした宝くじEuromillonsで、リオハ地方の労働者が1等をあて2060万ユーロ(約29億円)を手にした。
この新しい宝くじはフランス・イギリス・スペインの宝くじ合同のもので、
スペインのプリミティバ史上で最高の当選金額となる。
バルセロナの空港で、4月だけで13人の麻薬密売人逮捕
1ヶ月で去年1年分より多い逮捕者。コカイン入りの袋を飲み込み体内に隠す手段で、うち一人100袋=1132グラムのコカインを飲み込んでいた。(過去最高記録は119袋)
運び人は南米からの飛行中飲み食いもせず、トイレへも行かない。空港到着時は脱水症状や異常な神経質になっており、すぐにバレる。
昨夏の猛暑による死亡
スペイン政府が発表した144人は、実際には6500人。
日本人詐欺女性、逮捕
昨年11月より日本人を相手に詐欺を働いていた日本人女性(21歳)と相棒のポーランド人(40歳)が3月スペイン警察に逮捕された。
泥棒に盗まれ何もかも失ったと同情心を買い、一人当たり500〜1000ユーロを請求する手口。17件の被害届けが出ていた。
(バルセロナ在住者から17件は氷山の一角。日本からの観光客はもっと被害にあったと考えられています。byカルメン)
■ 今年の大事件 ■
3月11日スペイン最大の爆弾テロ
・マドリッドで列車にしかけた10の爆弾が爆発。死者192人、負傷者は1421人。
・マドリッドの爆弾テロの死者が201人に達す。3月15日現在いまだに8名が危険な状態にあり、
219名が入院中。
4月3日テロ容疑者らが自爆
・警察がテロ・グループの潜伏していたアパート(マドリッド郊外)を包囲。踏み込む瞬間に自爆したテロリストの中に、先月の爆弾テロの首謀者と見られる男がいたと発表された。
警察側は1人が死亡、11人負傷したがうち3人は重傷。
・警察に包囲されたと気づいたテロリストとの発砲の応酬は2時間続いた。
警察はインターホンで同じ建物の全住民をひとりずつ避難させ、2時間後には爆破の恐れがあるとして周囲の住民も避難させた。
・アセベス内相は今回の事件で、3月の爆弾テロの核となったメンバーは逮捕されたか死亡したと発表した。3月11日のテロの逮捕者は全部で24人。
1、2人が自爆寸前に逃げたと噂されていたが、検死の結果、自爆したテロリストは7人全員であった。
(この事件もまるで映画のよう?でした。ただ「どうせスペイン警察には無理だろう」という大半の国民が思っていただけに、事件解決の早さと素晴らしい働きにスペイン警察への評価がずいぶんあがったらしいです。byカルメン)
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