■ 鉄道 ■
スペインの新幹線AVEをバルセロナのプラット空港へ
マドリッドからのAVEを空港まで接続したいバルセロナ市は、政権交代を機にもう1度この案を交渉したい意思を明らかにした。
この案は現アスナル政権からは許可が下りず、空港から近いプラット町にAVE駅を予定。空港まで乗り換えとなり不便。
AVE問題
新内閣府は、設計上の問題などから世界一の時速350キロでの運行には無理があり250キロか300キロが限界だろうと発表した。
部分開通したマドリッドーレリダ区間は現在時速200キロでの運行。前アスナル内閣は将来は予定通りのスピードが可能だと主張していた。
・予定のスピードが出せないAVEに対して値下げ要求が消費者団体などから提出された。マドリッドーレリダ区間の2等車は54ユーロ。タルゴより少し早いだけで値段の差は16,5ユーロ。
・今年完成予定だったマドリッドーバルセロナ間AVEの大幅遅れで、2007年完成と修正された。しかし実際にはもっと遅れるとの見方が大半。
■ バルセロナの地下鉄 ■
新しい地下鉄、9号線建設へ
ヨーロッパで最も長い(41,3km)地下鉄線になる9号線は、46の地下鉄駅を通る予定。
最終的には2007-8年、バルセロナのプラット空港と接続する。
■ 飛行機 ■
Vueling Airlines バルセロナーマドリッド間 格安航空券
現在バルセロナやバレンシアから、パリ・ブリュッセル・マヨルカ島などへ格安で飛行機を出している。
10月からバルセロナーセビーリャ間、11月からバルセロナーマドリッド間(10ユーロ)をスタートさせる。
スパンエアーが2005年2月以降バルセロナで35%の増便
国内と欧州便の拠点をバルセロナへ。STAR ALLIANCEパートナーとも組み、長距離路線も増やし中国へも週に何便か直行便をスタートさせる予定。
2航空会社が中国への直行便
エアーヨーロッパは来年の5月よりマドリッドー北京間の直行便を週3回からスタート。
Air Plus Cometはマドリッド北京間を週2回運航すると発表した。
イベリア航空の制服がパンツスーツに
IBERIA航空は新しい制服として提出された8人のデザイナーから、アドルフォ・ドミンゲスを選んだと発表した。この案で女性キャビン・アテンダントも男性と同様パンツ着用となる。
マドリッド・バルセロナ間 世界一の便数
毎週900便(450便ずつ往復)は世界一の運航数。
座席占拠率は50%を超え、シャトル運航であるプエンテ・アエレオは73%。
バルセロナ空港の新ターミナル
2007年完成を目指す南ターミナルはリカルド・ボフィール設計で、4000平米のソーラーシステムを採用。エネルギー節約に対応したものになる。
■ 船 ■
豪華客船クィーンメリー2世号 バルセロナからNYへ
ニューヨークから英国サザンプトンへの運航を伝統とする豪華客船クィーンメリー2世号がバルセロナーNY間へと航路を変更する。
試験的に2005年春からバルセロナを発・終着点、サザンプトンを中間地点としてNYへ。
■ 道路 ■
パリまで車で9時間
ノーマン・フォスターの橋(南仏Millau付近)が完成し、パリからバルセロナまで車で9時間と短縮された。
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