スペインの彫刻が修復失敗となり、以前話題になったキリストのフレスコ画のようだ、アニメのポテトヘッドのようだ、と話題になっています。現地の新聞の報道から詳細をまとめてみました。
■ 修復中にうっかり頭が落ちた説 ■
2017年に建物の外観の修復工事をした時に頭が落ちてしまい、(隠すために違う彫刻を置き)、今まで気付かれなかったのでは?と、最初にSNSであげたパレンシアの画家が新聞のインタビューで語っています。
彫刻は20メートルの高さにあり、ぱっと見、わかりません。きれいな建物なので毎日通るときに眺めてるがきづかなかったよと住民談。
どんな建物?
建物は町のメインストリートにあり、Unicaja銀行の中央オフィスが入る建物。1923年に完成し、最初は宗教関係の建物だったため、宗教的なモチーフが見られます。
遺産リストに含まれる歴史・文化建造物ではないため、芸術的価値は低いとのこと。
建物は個人所有なので、パレンシア市が介入することはない、としています。持ち主は1階に入る銀行と上がアパートなのでそれぞれを購入した人々となります。
スペインではどんな反応?
面白がってる人達も多いですが、
これでお金を取った人がいるんでしょ?
手抜き工事だ!
依頼主もこれで良しとしたのか?
と怒りの声も目につきます。手抜き工事に悩まされてる国民ならではの反応でしょうか。またか!のような反応です。
特に、最初にSNSにあげた人達は芸術家のため、許せなかったようです。
話題になったエッケ・ホモ(この人を見よ)のキリストの絵を比べられていますが、あちらはもっと小さな村だったこと、依頼を受けての仕事ではなく、
良かれと思ってしたこと?だった点が大きな違いだという声があがっています。
ただ文化遺産ではないなので、持ち主であるアパートの住民が面白がって、いいんじゃない?とすればこのまま観光名所になっていくかもしれません!?
参考にした新聞記事
20Minutos記事より
La Vanguardia記事より
など。
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