CHAMBAO / チャンバオ
マラガ出身の男女3人組のグループ。フラメンコ・チルという音楽を発表したこともあるそうですが、アンダルシア観光局の主題歌(テーマ)になっている”Ahi esta's tu”(YouTube)は2005年の私の大ヒットでした。
"Dejate llevar....”の歌詞に合わせて歌うMariのすーっとのびた歌声とアンダルシアの風景がとってもピッタリ。彼らの音楽を聴いていると自然が浮かんできます。アルファー波も出ているはず。なんとも表現しずらいですが、気持ちのよい音楽です。
誰が歌ってるんだろうと探していたら、同じような問い合わせをネットで山と見つけました。スペイン人もみんな気になってたのね。よくTVで宣伝しているので旅行中にCMを見たことのある方もいるのでは??このCMも濃い緑や自然の風景を上空から撮影したもので、皆さんの知っているアンダルシアの違う一面を見せてくれます。とても美しい景色。素晴らしい音楽と映像。旅行好きの私はあのCMを見るたびにすぐさま飛んでいきたくなります。
poquito a poco(YouTube)もヒットしました。
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BEBE / ベベ
2005年ラテングラミー5部門にノミネートされた時には、国際的にはこの歌手誰?と思われたほど隠れた存在だったようですが、スペインではずいぶんヒットしてましたねー。BEBEとは知らずによくラジオで耳にしていました。ラテングラミーでは新人賞受賞。
私が初めて彼女に注目したのはスペイン人の友達(男)が歌詞を披露してくれてから。一緒にいたスペイン人(女)はすっかり彼の自作の詩をプレゼントされていると感激していたら、BEBEの歌詞だったのでした。
ついでに彼は紙切れに「BEBE」と書き止め、ぜひ注目するようにと宣伝して(?)立ち去りました。もう45歳ぐらいのおじさんなのだけど、そんなスペイン人の心を掴んだBEBEの音楽をぜひ聴いてみてください。
Youtubeより・・・”Malo”が大ヒット曲。けっこう過激?な曲調と特徴のある声です。しゃがれ声のようでかわいいようで。Siempre me quedaraも。
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DAVID BISBAL / ダビッド・ビスバル
”operacion triunfo”というスター誕生みたいな番組ご存知ですか? 歌手を目指す若者たちが寝泊りをし、厳しい練習に耐え、勝ち上がっていくという番組。実際の共同生活内の人間模様をお茶の間が24時間見物するという点では”Gran Hermano”(ビッグブラザー)と似た番組ですが、歌・踊りなどのレッスンの厳しさと真剣さでいまではこちらの方が人気があります。
さて。彼は歴代の"Operacion Triunfo”出身歌手の中で一番人気が続いているのではなかろうか。私には若すぎるノリの曲ですが、大ヒットCDがたくさん。ノリノリの曲もバラードもいけます。日本でも郷ひろみさんが「Boom Boom Boom~灼熱の太陽」のカバー曲をオリジナルと同日発売するそうで、2007年は話題の人になりそうです。
ところで私は彼と同じ飛行機に乗ったことがあります。ターンテーブルの前でみんなに囲まれていたそうで、テレビよりずっと男前(?)で、とっても感じがよかったとか。ちなみに私はトイレに行っていたので見てません。髪を切った今はどことなくセクシーさが出てきました!?
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CHENOA / チェノア
同じく”operacion Triunfo”出身でダビッド・ビスバルと同期でした。2人がつきあっていた頃は不釣合い?とも言われていました。どちらも人気でしたが若い女の子キャーというファンの多いビスバルに対して、チェノアは実力派の美人ということで広い世代・性別に受け入れられていたように思います。いつのまにかビスバルが別の彼女を作って2人が別れた時には大問題に。ビスバルはあれで評判がちょっと落ちたのではなかろうか?
さてゴシップは置いといて、チェノアのOperacion Trinfo時代はパワフルで完璧な歌いっぷりが多くの人々を魅了してすぐにでも歌手デビューを!というほどでした。ところが彼女の出すCDはいまいち。チェノアのイメージに合わず、いい曲にめぐり合わないという感じですね。妙にノリノリとか妙にラテン系とか。番組の中で貫禄たっぷりに歌っていた彼女の歌唱力を100%出せるような曲があるといいのですが。
今回新しくCDが発売されましたが彼女の持ち味が出されているかしら?
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OJOS DE BRUJO / オッホス・デ・ブルッホ
オホス・デ・ブルッホとは直訳すると”魔法使い(brujo)の目(ojos)”(???)。brujaは魔女ですが、brujo男の方です。
フラメンコ音楽にいろんな別の音楽の要素がいっぱい加わり、さーどうだーと盛り上がるバンド。メンバーは7人というが10人ぐらいいるのではないかしら? CDはじっくり聴かせるフラメンコとしても聞けます。
CD”Bali"はいちばんヒットですが、スペインのお友達がプレゼントしてくれました。最初に聴いた時のイメージよりも何度か聴きこんだ今の方が好き。
BBCのワールド・ミュージック(ヨーロッパグループ賞)を受賞しました。
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EL CANTO DE LOCO/エル・カント・デ・ロコ
スパニッシュ・ロック。スペインっぽい、男の子っぽい音楽。前アルバム"estado de animo”は2年もランキング・リストに留まり、スーパーヒットとまではいかないものの息の長ーい売り上げを続けています。新しいアルバム”Zapatilla”からの新曲はシンプルで肩の力を抜いた(?)音楽。こちらも好調です。
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SERGIO DALMA / セルヒオ・ダルマ
男性シンガー。古くから結構CDを出していて、えーこれもあれも彼の歌だったの?と驚きます。"esa chica es mi'a ”や”so'lo para ti"などは今だに繰り返しラジオでも流れていて、覚えやすいサビは誰でも歌えるはず。先日TVで見ると歳取ったなーとも思ったけれど、曲同様、彼自身もスペインにしては(?)さわやかな雰囲気を醸しています。
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NIN~A PASTORI / ニーニャ・パストーリ
あのカマロンに才能を見出され、16歳でデビューし大ヒットを記録しました。フラメンコ界ポップスのアイドルなどと言われてましたが、先日見るとすでに貫禄の体格となっておりました。スペイン人って突然体型や顔つきがおじさん・おばさんの仲間入りをするのですよねー。人柄は子供の頃からしっかり者で、幅広いファン層を得ています。
真のフラメンコ・ファンは嫌がるかもしれませんが、ちょっぴりスペインっぽいな~という雰囲気の曲を気軽に聞きたい人にぴったり。
CARLOS NUN~EZ / カルロス・ヌニェス
ケルト文化の影響を受けたスペイン北西部の伝統音楽やバグパイプ演奏。最近は映画の世界でも活躍していますが、アニメ「ゲド戦記」にも参加してらっしゃるとか。ゲド戦記監督日記。
Antonio Orozco(アントニオ・オロスコ)
バルセロナ出身のシンガーソングライター。フラメンコ音楽を学んだ人です。
他のヒット曲CDいろいろ
ベテラン、大御所、昔ヒットしたCD第二弾。
●マリア・ドロレス・プラデーラ(Maria Dolores Pradera)● ファドを歌うポルトガル人だとずーっと思っていました。よくスペインに登場するのねと。ところがマドリッド出身で南米でも活躍。日本ではレーベルの関係でCDが少ないけれど、もう70歳近いのに現役の大御所スペイン人歌手でした。彼女の深みのある声はファドに限らずあらゆるメロディーを歌いこなし、じっくり聴くに素晴らしいCDを残しています。
●Joaquin Sabina(ホアキン・サビーナ)●
● Joan Manuel Serrat(ジョアン・マヌエル・セラー)●
●MIGUEL BOSE'(ミゲル・ボセ)● 歌手生活30周年コンサートを行っています。新しく出たCDは最初の週ですでに売り上げNO.1を記録。Julieta Venegas、Shakira、 Juanes、Paulina Rubioら豪華メンバーが参加してのアルバムです。
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