カルトゥハ修道院はVALLDEMOSA(バルデモサ)という村にあります。 村が見えてくると、絵葉書のような美しさ。 アーモンドの花が咲く季節は「マヨルカの雪」と呼ばれるほどきれいです。 | |
マヨルカの友人と初めて訪れた時は、「この村の素晴らしさは修道院ではなく町並み!」と。 修道院へは入らせてもらえず(笑)、村をぷらぷらし、おいしいものを食べて帰ってきました!それもまた楽しいもの。 確かに家々は景観に気を使っていて、窓辺の花やポストまで統一感があってかわいらしい。すっと通り過ぎるのではなく、ぜひぐるっとお散歩を。 |
マヨルカ3度目にして初めて訪れた修道院。ショパンとジョルジュ・サンドが過ごした場所です。 陽光のマヨルカ島でも私がバルデモサを訪れる時はいつもどんよりと曇り、気温がぐんと低いことばかり。 愛の逃避行のふたりも雨つづきの季節に気が滅入り、ショパンの結核が悪化したといいます。 |
昔の修道院の様子が分かるように保存されています。 でもよく見ると、古くて廃れた修道院という雰囲気も伝わってくる、質素な場所。豪華そう(?)なのはこの部屋ぐらい。 | |
内部にはショパンのピアノや楽譜も展示。彼はこの修道院で名曲「雨だれ」を作曲しました。 後にジョルジュ・サンドの「マヨルカの冬」を執筆。パリ社交界の花であった彼女の生き方や交友関係も興味深いものです。 | |
冷たく感じる修道院で、ほっと息をつく暖かい雰囲気の部屋もありました! まるで誰かの家におよばれしたよう。 |
庭から建物を見たところ。 この庭から遠くに見えるなだらかな丘もなかなかの眺め。 | |
自然や植物が好きな日本人にもマヨルカは楽しめるかもしれません。 同じく修道院の庭より。 |
修道院を出てすぐ隣。 バルデモサの村の美しさは、この石の雰囲気でしょうか。 | |
coca de patata (じゃがいものコカ)。バルデモサ名物です。 カタルーニャでコカというと薄くて平べったいので、この見た目にびっくり。味はマヨルカ名物エンサイマーダに似てます。要するに味はなくてふわっとしてて、砂糖がまぶしてある。 味に特徴はありませんが、焼きたては全然違っていて、本当に美味ですよお! |
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