私にとって昔からビックのイメージは肉類で有名な「とても地味な田舎町」。がらんとした駅に到着した
とたん、いつも「家畜」の匂いが出迎えてくれます。
ところがひさしぶりに訪れたビックはずいぶん近代化していて驚
きました。駅は現代建築になり、新市街地区にはたくさんのショッピング街。美術館&博物館も新しくてピカピカです。そのせ
いか?昔からの建物も美しく見えてしまうから不思議です。ただしこのページの写真は素晴らしく撮れすぎと怒られそう!?
昔よりはキレイになりましたが田舎くささもまだまだ残っています。
ビックのカテドラル。内部はSertの壁画で
覆われていて、他のカテドラルとは雰囲気が異なります。
この隣に登場した
ヴィック司教博物館は
ロマネスクなど充実し、驚きました!
他にもMuseu de l'art de la Pell
(革アートの博物館)というのも出来ていました。革?皮?アート??って感じですが、建物はまるで現代アートの美術館のよ
う。ビックは田舎&土臭いイメージだと思っていたので、突然目の前に現れた大きな建物に「ここはどこ?」と思っ
てしまいま
した!
旧市街にはまだまだ下町的雰囲気が残っています。ビックはembutidos(ソーセージ類など)の名産地なのでお肉屋さんも
たくさんです。ちなみにビックで漂う家畜の糞のにおいをかぐと嫌がる人もいますが、私は食べる気満々になります!家
畜の匂いもしない肉の名産地なんて信用なりませぬ。これぞ本場という気がしませんか!?
駅から市民の憩いの場マヨール広場へ。市役所など由緒ある建物が並びます。
スペインはどこもそうですが、
美しい中庭や玄関が自慢な建物はどうぞ見てくださいと言わんばかり。
入り口が大きく開け放たれています。
地味そうでいながら実は興味深い建物が点在します。
通り過ぎないように、ゆっくりお散歩をどうぞ。
ローマ寺院跡が突如、現れます。ライトアップされると、また違う雰囲気。
たくさんの猫がここの庭に居候中で、大きなえさ箱まで備えてありました。
私にとってのビックの象徴ともいえる橋。
向こう岸に目をやると近代化の流れを目にしますが、この古い橋と川べりのしなびた感じは今のところ変わらないまま。
♪ビックのチョコレート屋さんを紹介
LA LIONESA (駅からマヨール広場までの道筋)
Rambla Josep Tarradellas 12
ビックの名物菓子はpa de pessic。カタルーニャ語で「ひとつまみのパン」の意味。マヨール広場などあちこちで
販売してますが、このお店ではチョコ風味がありました。(丸い金皿の上のマフィン風のやつ)。
名物といいつつ何の変哲もないお菓子なので、試すにはこの店のチョコ風味なんていいかもしれません。
【観光情報】・・・・・・・・ビック観光局 /
ビック市役所web
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