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【１】まず安全な場所で落ち着く
安全な場所へ行き、落ち着きましょう
大事な物が盗られたことに
気づくと人は激しく動揺します。スリではなくひったくりなど劇的な（？）方法でやられた時など特にそう。
支離滅裂で状況が説明できない方やカバンに何が入っていたか思い出せない方も。でもそんな状態では届けを出すこともで
きません。何はともあれ落ち着くことが一番です。
自分のいる場所が人通りの少ない地区であるならば安全な場所に
移動すること。それから何を盗られたのか落ち着いて考えましょう。
【2】悪用される可能性のあるものをストップ
【注意】ただしパスポートの再発行で戸籍謄本や戸籍抄本が緊急に必要な方は【3】の一部を先に済ませましょう！！！！
●クレジットカードをストップ
クレジットカードを盗まれたら、すぐに電話でストップします。
電話番号は書き留めておくべきですが、なくてもすぐ探せます。
ガイドブックにも出ているし、ネットでも調べられるでしょう。コレクトコールでもかけれます。
>大使館のページに一覧もあります。
聞かれることは次のような感じです
・カードの番号、カードの種類、カード登録の名前、電話番号、住所、最後にカードを使ったのはいつか、など。
カード番号やカードの種類などが分からなくても大丈夫ですが、身元確認のために、長い電話となります。
本人しか分からない個人情報を質問されますので必ずカードの持ち主本人が電話口に出ましょう。
万が一その短い間にカードを使われた場合も補償してくれるカード会社も多いです。
ただし連絡を怠ってほおっておいた場合はあなたの責任ということで支払わされます。可能な限り早めにストップすること。
カードの種類とはVisaカードではなく、Visaカードの三井住友銀行のカードとか、そのカードの種類です。これはけっこう皆さん覚えていません。
重要なので覚えておきましょう。
**現地でスムーズにいくために、カードを裏表コピーしたり,書き留めたり,写真を撮っておくと良いでしょう。
●携帯電話をストップ
日本から携帯電話を持ってきたという方。その他、使われてしまう可能性があるものはすぐにストップしましょう。
●部屋のカードキーを変更
部屋のカードキーには落としても問題がないように、部屋番号が書いてないのがふつうです。ところがみなさん部屋番号の書いた
ホテルカードと一緒に保管していますので、宿泊ホテルと部屋番号がバレバレ。それに鍵がついていたら、ホテルに行ってみようかなという泥棒がいても
おかしくありません！
ホテルのカードキーが入っていれば、ホテルへ電話をして事情を話し、誰かが入ってこれないようにカードキーを変えてもらいましょう
。
過去に1度だけですが、カバンを盗難に遭い、ホテルへ戻ってきたらスーツケースもすべて盗られていたという本当にかわいそうな新婚旅行の
お客様がいらっしゃいました。部屋番号を書いたものはカードキーと別々に保管しましょう！！ 一緒にしてしまっていたら、
必ずホテルへ連絡です！！
【3】大使館・領事館や警察での諸手続き
（１）パスポートの再発行が必要な人は日本で戸籍謄本や戸籍抄本を入手！！
最近は大使館・領事館があいている時間ならパスポートの再発行が即日-翌日で可能です。ところが日本の役所で戸籍謄本か戸籍抄本が必要になります。
時差もあるし、役所近くに家族がいない、いろんな理由から発行が遅れ、領事館が週末に入ってしまい、数日足止めというケースもあります。
パスポートの再発行が必要な方はまずは何がなんでも日本のご家族へ連絡しましょう！！
●一番いいのは最初から用意して持参することです。以前泥棒にあったから、、とすでに用意してきてたいう
お客様もいらっしゃいます。ガイドネタはこちらをどうぞ。
（２）警察で盗難証明を作成してもらう
パスポートの再発行をしたい人、海外旅行保険で保険申請をする人は、警察へいきましょう。
盗難届けを出し盗難証明を受け取るのが先。パスポートを失くした場合も警察で紛失証明をもらいます。
パスポートは無事で、盗難保険に入ってない場合や、入っていても被害が保険対象外の現金の場合は（２）は省略して大丈夫です。
（３）大使館・領事館へ行く
パスポートを盗まれた人は再発行のために、（２）の盗難証明を持ったうえで、大使館・領事館へいきましょう。
写真も必要ですが、写真は規定が厳しく、スペインの写真屋さんでパスポート用に撮ってもらったものは却下されます。
大使館・領事館のページに出ている写真屋さんはよく規定をわかっています。バルセロナも領事館へいけば紹介してもらえるので
そこで撮ってもらうのが一番です。
・現金がなくて困っている方も大使館・領事館へ相談しましょう。
スペイン大使館のページにはこのように書いてあります。
クレジットカードや現金盗難により所持金がなくなりお困りの方は、家族等から海外送金を頼むか、
あるいはクレジットカード会社より緊急キャッシングを依 頼します。なお、土日等で現金が入手できない、海外送金を受ける
口座をお持ちでない等の理由でお困りの方は、当館の代表番号に電話をして頂いて領事当番者 と対応策につきご相談ください。
海外送金の方法もよくご存じだと思うので、相談してみましょう。
●その他の情報ー航空券
・航空券を紛失すると、昔は買い直しでした（涙）。今はE-ticketなので、問題なければとくに必要なくなりました。
ただし飛行機の予約が出てこない、飛行機がキャンセルになった、荷物が紛失した、などなど、何かの時に必要になります。
eチケットもコピーを用意し、すぐに出せる状態にしていればgoodです！でも無くしても何も問題が起きなければ心配の必要もありません。
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