知ってお得なチェック・インのシステム
午前中でもけっこう部屋に入れます
チェックインが16時という日本と違い、こちらでは掃除の終わった部屋があれば朝でもokです。チェックアウトは12時なので、満室の場合はまだ部屋掃除が完了していないこともありますが。掃除が終わった部屋に、次々に新しい客をあてがっていくのでタイミングの問題です。
部屋ができていなくてもチェックインだけはできます
荷物を預けて外出して、戻ってくると部屋ができています。荷物は部屋に運び済みか、フロント付近で保管します。
部屋の代表者のパスポートを提示します
チェックインの際にはパスポートが必要です。ふつうは1部屋につき代表者分ひとつあればok。予約の名前の入っている人が好ましいです。
団体慣れや日本人慣れしたホテルでは簡略化してますが、そうでない場合や個人客の場合は提出が絶対。パスポートNOを控えるか、コピーを取られます。
本当は全員の身元確認
テロ後、宿泊客全員の身元を確認しなければならないとお達しが出たそうで、ひとり残らずパスポートの提示をしたこともあります。
今も一部のホテルは、宿泊者全員のパスポートの提示を求めてきます。
パスポートを預ける場合は忘れずに
忙しい今ではなく後でゆっくり作業をしたいためか、パスポートはいったん預かりあとで返すホテルがあります。大事なパスポートを残したまま部屋にあがるのは心もとないもの。忘れないうちに早めに取りにフロントへ降りましょう。
●余談ですが私の失敗談●
どちらも学生の時です。
・パスポートに日本円の有り金をはさんだまま預けてしまい、フロントで厳重に注意を受けました。
場所はローマ。他ホテルのイタリア人ホテルマンは黙って抜き取っていたところだったぞ、と厳しくお叱りを受けました。ありがとう!
・ペンションでしたが、パスポートを何日も預けっぱなしで忘れ去り、チェックアウトをしてしまったことがあります。
荷物を持ち、坂を降りる途中で突然思い出しました「パスポート!!!!」今思うと、怖いです。
クレジットカードは支払い能力の証明
支払いの証明は身元証明よりも重要?です。クレジットカードを提出しないとチェックインできないホテルが増えてきました。
も参照ください。保証金8万円ですよ、8万円!しかしカードを
持ってきていないために現金は山のようにあったらしく、お客様の懐からぽんと8万円が出ていました。チェックアウト時に忘れずに返してもらってくださいよ!と口酸っぱくしたのは言うまでもありません。
カギ式のキー
フロントへ預けます
ジャラっと重い鍵タイプ。安全面からもホテル外へ持ち出してはなりません。外出時にフロントへ預け、帰ってくれば部屋番号を伝えてフロントで受け取ります。
カード・キー
自分で持ち歩きます
カードタイプのキーは自分で管理します。滞在中ずっと持ち運びフロントへは預けません。
以前は「記念に持ち帰ってok」と案内され持ち帰る人が多かったですが、今は資源節約のため使いまわしが一般的です。
部屋番号は一緒にしないこと
チェックインをすると、部屋番号を書いたホテルカードとカードキーを手渡されます。
もらったままの状態で、ふたつセットにして持ち歩く人の多いこと!とても危険な行為です。
部屋番号が分かるものはキーとは別にすること。2人連れであれば片方がカードキー、片方が部屋番号を持つなど工夫しましょう。
●トラブル例●
盗難に遭い、部屋番号とカードキーを一緒にしていたため、ホテルに戻ってきたらスーツケースごと盗まれていたケースがあります。
私の知るお客様でもっとも可哀想なお客様で、しかも新婚さんでした。文字通りすべての荷物を失ってしまわれたので、、。(お元気にしてらっしゃるでしょうか)
カードキーとともに鍵を盗まれれば、念のためホテルへ電話してストップしてもらいましょう!
部屋番号、忘れないこと
部屋番号とカードキーを別にすると部屋番号が分からなくなりあす。
カードキー本体には部屋番号が書いてありません。部屋番号は自分で確認しましょう。
2ー3部屋を家族で借りる場合にカードキーが
混じってしまい、分からなくなることもあります。
どのカードも見た目は同じですから、きちんと区別しましょう。
カードキーで部屋があかないことも
カードキーは機械のようなもので、カードと部屋番号を関連付けます。
ところがスペインで機械がうまく働かないのは常識。部屋へ行ってもドアが開かないことは多々あります。よくあることなので怒らず、フロントへ戻ってドアがあかないと伝えてましょう。キーを作り直してくれます。
●余談ですが●
バルセロナへ来る度に気に入っている5つ星ホテルへ泊まるお客様。「このホテル3回目だけど、いつも1回ではドアが開かない」と苦笑してらっしゃいました。それほど多いということ.
キックアウト(チェックイン時に他のホテルへ回されること)
ダブルブッキング
ホテルがキャンセルを見込んで多めに予約を受けることがあります。夏のバルセロナはほぼ満室なので要注意です。悪名高い”
常習犯”ホテルもいくつかありますが、やむを得ない場合で意外なホテルでも起きることがあります。
夜の到着時は連絡を
欧米人はホテルの予約もせず旅行することもあります。バルセロナはホテルが足りないことも知らずに。夜11時にホテルに泣きついている若者を
見ることもあります。
夜の到着であれば念のため連絡をしておくこと。目の前の予約なし客を入れてしまうこともあります。
予約がないと言われたら?
滅多にないですがホテルで「予約はありませんよ」と無情な一言。そしてホテルは満室です。
手配会社のミスかホテルのミスかはともかく、ホテルが「そんな予約知らないよ」という態度の場合は手配会社が責任を持ってホテル探しをしてくれます。
違うホテルへ移れと言われたら?
キックアウトの大部分がこれ。ホテルのダブルブッキングです。到着するとあわてて「別のホテルをご用意します」。
あなたの予約は知りませんという上の場合とは違います。この場合はそのホテルが責任を持って別ホテルを手配します。移動のタクシー代もホテル持ち。
手配会社からの予約はきちんと入っており、ダブルブッキングをしたのはホテル側です。責任を問うべき相手は手配会社ではなく、
ホテルである点を理解しましょう。
●余談ですが●
予定よりずっといいホテルへと変更になる幸運な人もいます。
チェーンであれば同じ系列に変更になることが多いです。
予定より星が下がるようだったらごねましょう。条件は同等か、星を挙げてもらうこと。無理だったら部屋のグレードをあけてもらいましょう。
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