■ホテルのレストランでの朝食■
オープン時間
オープンすぐは準備がまだまだ
レストランのオープンと同時に朝食会場へ入る日本人は多いです。・・が、オープンには立派に準備が整っている日本と違い、こちらではオープンしてから徐々に準備が進みます。
オープン時間にドアが閉まっていた。オープン時間から待たされた。よくあることです。しかも食べ終わる頃においしそうなブッフェが次々に入ってきます。
●余談ですが
モーニングコールを朝食レストランの時間を基準に頼む人、多いです。出発が10時ですがモーニングコールは何時にしますか?と尋ねると、朝食は何時からですかと聞き返されます。レストランが7時に開くと伝えると1時間前の6時にモーニングコールをと。年配の人は朝が早いからでしょうが若い人でもそうなので不思議です。10時出発なのだから6時に起きなくても・・・と思うのは寝坊助な私だけ?。レストランのオープンと同時に行っても得なことはないですよー。(早起きは3文の得と言う言葉はスペインにはありません!?)
週末と平日で時間が異なることも
スペイン人も、スペインに遊びに来た欧米人も、お年寄りも含めて週末は夜更けか明け方まで遊びます。
土日の朝7時からモリモリご飯を食べようという人は皆無です。
ホテルによっては土曜日、日曜日、祝日、30分から1時間は朝食時間遅くずれます。
ゆっくり週末の朝を過ごせる嬉しいシステムですが、「オープンと同時に朝食」派はご用心。
団体ツアーの朝食時間
団体の時間指定は準備のため
団体客は全員同じ時間に食べてくれと求めるホテルに抗議の声があがります。
個人客は好きな時間に食べるのに、なぜ団体は時間指定なのか。私自身たしかにそうだと思ったものです。これに対して「準備が追いつかないことがあるから」との答えでした。
ある時そのホテルのロビーで大変な人だかりを目撃。朝食会場からウェイターが名前を読み上げてます。
なんの騒ぎかと思いきや、ホテルの朝食会場に入りきらず「空席待ち」状態でした!
朝食時間を決めて欲しいというホテルは
「全員にいつでも好きな時間に来ては困る」から。時間を決めた団体には席をリザーブしたり準備してくれます。何事にも理由ありですね。
時間指定のホテルの場合はその通りにした方が無難です。
ビュッフェスタイル
その場で食べる分だけ
日本人ばかりでなく欧米人も結構持ち帰ります。ヨーロッパの学生さんや優雅なご夫婦まで。特に多いのは中東系。世界的に共通の心理?
でもビュッフェは朝食としてその場ではいくら食べても構いませんが、ランチやおやつに持って行くのはルール違反です。おなかいっぱいに食べて、ランチは軽めにしましょう
?
●余談1●
我慢も限界となったのかアンダルシアにはカバンの中身チェックをするホテルがあるとの添乗員談。さすがに驚きました!
●余談2●
ホテル出発間際。ホテルの朝食会場にお水を取りにいくとお客様。案の定、怒られた、と戻ってらっしゃいました!
●余談3●
ホテル出発間際。おやつにヨーグルトを取りに行く、とお客様。「最近はホテルから注意されますよ」と苦言しましたが、
「今まで言われたことがない」と取りに行かれました。案の定、注意されたそうで怒って戻ってらっしゃいました。だから言ったでしょ?
(日本人の評判を下げそうで、恥ずかしいです)
朝食会場にはスリ
荷物で場所取りしても消えないのは日本だけ
ハンドバッグをテーブルにおいてブッフェへ。戻ってくるとバッグは当然消えてます。
海外で場所取りなんてもってのほか。テーブルに誰かが座ってしまえば空いてるテーブルを探せばいいのです。バッグは消えますが、テーブルは消えません。
気を抜いた一瞬。プロの仕業
しっかり見張っていたのに、ちょっと振り向いた3秒の間にバッグがこつ然と消えることもあります。泥棒は一瞬のスキをずーっと狙っていたに違いありません。
バッグを盗られた朝食会場でホテルが防犯カメラをチェックします。ところがどんなに探しても怪しい人が分からない。ここまでくればご立派です。
不必要なものは持っていかない
朝食を食べながら、お財布もお化粧道具も必要ありません。
なのに必ずハンドバックをもっていくのが皆さんです。
いらないものは持っていかない。これは旅行の鉄則です。
朝食時間前に、ホテルを出発する時
弁当を作ってもらいましょう
日本の旅行会社とホテル契約すると、朝食込みになっている場合があります。これは日本人は昔から朝食付きを当たり前と思っているため、
朝食料金を別途支払って契約しているのです。(欧米人は高いホテルでは食べないことも多いので、朝食は別です)
ところが滞在中、早朝にホテル出発となり、朝食レストランのオープンに間に合わないこともあります。
そういう場合はお弁当を頼むと、ホテルが用意してくれます。「ピニクック・プリーズ」と言って、時間を指定すればOKです。
だいたいがパサパサのパンやクッキー、ヨーグルトや水やジュースが入ってます。たいした弁当ではないですが、料金を払っているのですから
もらうとよいでしょう。
●朝食が無料の安ホテルやペンションは別●
上記は契約で、ホテルの朝食料金を支払っている場合です。
安ホテルやペンションで、「うちは朝食無料」とうたっている場合は、弁当は作ってはくれません。サービスをしてるだけなので、
受けれない人はキャンセルなのです。
■余談ですがトラブル実例■
早朝お弁当が用意されていなかったとき
ピクニックを頼んでおいたのに、朝、お弁当が用意されてなかったという経験が何度もあります。どうしたかというと・・?
・フロントが朝食レストランまで食料調達に忍び込んで大急ぎで準備。
・空港までタクシーで朝食を配達。
・自分達で詰めてくれと暗いレストランで紙袋を渡され、朝からみんなで弁当作り
・食べていったらと突然レストランを開けたことも。だったら最初から開けてくれ! 出発間際で、食べる時間はないので大変でした!
・上のような努力はしてくれず、早朝や夜更けであるため今さらパンさえ用意できないことも。もちろん恨まれるのは添乗員や現地ガイド!?
お弁当に瓶ジュース
たびたびあります。栓抜きもないのにどうするの?と現地ガイドがフロントにつめよります。すると?
・
ホテルマンが栓抜きを取り出しその場で全員の瓶をあけることに。出発前におたおたとジュースを一気飲み
・栓抜きを持って帰っていいよと気軽に許可してくれたので、
空港でゆっくりお客様の栓抜きをしました。あとで誰かが困るのではと思ったけれど、目先の問題解決しかしないのがスペイン人?
・なんで栓抜きが必要なのとポケットから出したライターでちゃっちゃっちゃとあけてくれました。あとで私もやってみたけどあけれない!空港のポーターさんや私の友人も
ライターであけれます。スペイン人ってもしかしたら
栓抜きなくても、なんとかしちゃうのかしら!?
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