吐く、戻す
胃腸のトラブルがトップ
お客様が、突然、吐く!というケースがあります。冬場の風邪の流行っている時期も、真夏もよくあります。
一人だけ吐くことがほとんどですが、数人、続く時もあります。続くとよく疑われるのが「食中毒」です。ツアーでいまいちなレストランがあると、
そこが疑われます。
ところが過去の経験からすると、さすがに食中毒は真夏のスペインでも滅多にありません。急性胃腸炎やノロウィルスなど、お客様の中で次々に感染して
しまったケースがほとんどです。
真夏は夏バテをしているところに、旅行中のスケジュールのキツさや、食べ物の違いや、毎日外食続きもあり、胃腸を壊す人が多いです。
旅行中もっとも注意すべきは
胃腸と頭に入れておきましょう。もともと胃腸が弱い人は特に注意です。
上を向く場所で吐く
私の過去のお客様例は、ダリ美術館で2度ありました。どちらも昼食を食べた後の、真夏の観光。ダリ美術館は歩けないぐらいの激混みでした。
食後すぐであったこと、混んでいたこと、暑かったこと。それとダリ美術館は上を向くことが多いせい
ではと思いました。(私の素人感想)(上を向くし、圧倒される)
同様にサグラダファミリアでも、仕事で来ていて飲み過ぎで気持ち悪いとおっしゃってた方が、サグラダファミリアで上を向いた途端、嘔吐されました。
ツアーは仕方がないですが、食後数時間はゆっくりできるスケジュールにしましょう。特に真夏は注意です。
食べた後に泳いで体調が悪くなった方もいらっしゃいました。
車酔い・船酔い
ドライバーさんの運転にもよりますが、車酔いをしてしまう場合があります。モンセラなど山へ行くときも
ありますが、
バルセロナ市内でも渋滞していると、
しょっちゅうブレーキを踏むので酔う場合があります。
酔う人は一番前の席に、、と言いますが、本当はタイヤの上が一番酔わないのだそうです。観光バスの窓は開かないタイプがほとんどなので
空気は吸えません。
車に弱い人は日本から酔い止めの薬を持参し、備えるのも良いかもしれません。
クルーズ旅行や船旅も酔います。小型客船の方が酔いますが、3000人以上が乗る大型クルーズでも港近くで
酔って大変だった話も聞きます。
バルセロナからマヨルカ島へ行く水中翼船も要注意です。真ん中に座った方が良いですが、水中翼船は100%酔い止めを飲むことをお勧めします。
外国の酔い止めの薬はキツイものや眠くてしょうがないという薬もあります。日本から持っていきましょう。
オレンジなど柑橘類
スペインはフレッシュのオレンジジュースがお勧めです。しかし柑橘類など酸っぱいものは胃腸に来る場合が
あります。(添乗員さんが言っていたので調べました)
柑橘類のジュース、炭酸ガス飲料、コーヒーは胃に対する刺激が強く、
牛乳などの乳製品は消化が悪いそう。(医学ページによる)
胃腸が弱い方、ハードなスケジュールにしんどい方、
風邪が流行っているか夏バテの時、観光直前(特に真夏)の食事では控えておいた方が賢明かもしれません。
下痢と便秘
下痢になってしまう
オリーブオイルが多い、ミネラルウォーターでミネラル成分が多いなど、スペインでは軟便になる要素が多いです。
もともと快便の方や下痢気味の方は、何度もトイレが必要になる場合があります。ツアーのバスはトイレがついていない方が多いので、要注意。
サラダでオリーブオイルをかけない、ミネラルウォーターは軟水タイプを選ぶなど、軟便・快便の方は注意した方が良いかもしれません。
●過去例●旅行中で便秘になったので下剤を飲んだ方がバスの中で緊急トイレにいきたくなり大変だったことがあります。
。よりによって下剤なんて強いものを!その日は長距離バスツアーの日。高速道路に乗っていると
サービスエリアしかトイレがありません。市内を走っているよりもトイレの機会が減ってしまうので、トイレに頻繁に行けないスケジュールの日は薬を飲むのは絶対に避けましょう!
便秘になってしまう
旅行中はどうしても便秘になってしまいがち。
狭い部屋でトイレを使うのも気になって、、という人も多いです。
ホテルはロビー階か、朝食レストラン階に必ず化粧室があります。部屋のトイレが落ち着かない場合は
、ホテルのトイレを使うのも一案です。
風邪
風邪の予防は日本にいてもスペインにいても変わらないですが、旅行中ならではの注意点です。
スペインではエアコンの問題が多い!
スペインでは冷房も暖房も強いことが多く、エアコンのクレームは多いです。
レストラン、クルーズ船、ホテルのパーティー会場など、日本よりも暖房も冷房も強いことが多いので、
脱いだり着たりして、自分でどちらにも対応できるよう、重ね着型で洋服を用意しましょう。
バスツアーの場合は遠慮して言わない人もいますが、暑い・寒いは必ずその場で言いましょう。
すぐ調節してもらえるものはその場で言うに限ります。
ホテルのエアコンは冬マークと夏マークが日本と逆のことがあるので、
変だと思ったら逆も試してみましょう。
窓がよく閉まっていないと、エアコンが動かないホテルもあります。窓が閉まっているか確認しましょう。
ホテルの毛布はクローゼットの中
ホテルでは薄いシーツみたいなもので寝ることが多いです。夜寒かったというクレームが出ます。
ご存じない方が多いですが、毛布はクローゼットの中に
入っています。なければフロントに毛布がもらえないか聞きましょう。フロントで貸してくれる毛布は限られているので、早めにゲットしましょう。
自分も脱いだり、着たりする
日本人はあまり脱ぎ着をされません。冬にバスの中で「暖房が暑い」というお客様を見ると、ダウンを着たままです。
それを脱げばいいのに?? 寒い外のままと同じ恰好を室内でしていると、温度の差がありすぎます。バスも室内と考え、
暑いと思ったら上着を脱ぎましょう。
ヨーロッパでは室内で上着を着たままということはなく、上着は脱ぐものです。
バスの中、レストランやカフェの中では、上着を脱いで、薄着になりましょう。
病気になったらどうするの? お医者さんや薬局へはどうするの?は
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尋常じゃなく頭が痛い、おなかが痛い、ただの風邪じゃない気がする、、。そういう場合は現地の病院へ行かなくてはなりません。
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