■セーフティーボックス(金庫)の安全性■
絶対の安全性はなし
ホテルの金庫も絶対ではありません
10年に一度程度ですがバルセロナでも盗難事件があります。
(1)金庫丸ごと奪われたケース。
(2)暗証番号を忘れたと客本人を装うケース。
(3)現金の一部だけが抜き取られていたケース。
安全なはずのホテルの金庫が盗まれるとなると、
なにを信じていいやら。怒りさえ湧いてきます。残念ですがこの世に100%の安全はありえません。世の中からあらゆる犯罪が手を変え形を変えて続くのと同じです。
(3)のケースでは、封筒に金額を大きく書いておくと、盗難防止になるかも?しれないそうです。自分の勘違いもありますし、いくら入っているのかの
アピールをしておきましょう。(覚えていないと思って、1-2万円抜くというケースです)
それでも使う利点 - ホテルのセーフティボックスは安全度が高い
被害確率は雲泥の差
街中の泥棒は毎日のこと。金庫が盗まれるという事件はさすがに稀です。
安全確率の最も高い場所をあげると、服の下に身に着ける以外には、ホテルのセーフティーボックスが一番にあがります。
保証の可能性
「金庫以外の場所の盗難は一切責任は負いません」と明記してあるホテルが多いです。ということは
ホテルへ責任を問える唯一の場所がセーフティーボックスなのです。
かといって本当に責任を負ってくれるかというと、必ずしもそうではないのが現実ですが・・・。
特に現金が抜かれてたケースはいくら入ってたか証明ができません。あなたの言葉でしか分からないので、証明が難しいです。ただし金庫以外の場所は一切
保証してくれないのですから、金庫の方がまだマシかもしれません。
●旅行会社はホテルの金庫の保証は一切負いません。セーフティーボックスを使うかどうか個人の責任において判断することになっています。
●金庫じゃないですが、ホテル賠償の話を聞いたのが一度だけです。バルセロナの5つ星ホテルの朝食レストラン内でのハンドバッグ盗難でした。なんとホテル内のショップで
ハンドバッグを新規購入してくれました。高級ホテルにはそんな待遇があるのか!?と驚いたものです。
自分の体は安全です
外での強盗ではケガを伴う場合があります。ひきずられて骨を折ったり、歯を2本折ったり。
身体は不自由となり恐怖心が生まれ、後の旅が楽しめません。
ホテルの盗難はほとんどが自分の留守中に発生します。怪我をしたり怖い目に合うことがありません。
自分を責めたり後悔しません
自分が外で実際に遭遇してしまうと気分は最悪です。スリ・ひったくり・置き引き・偽警官は自分が注意すれば防げるケースがほとんど。あの時スキがあったんじゃないか、いつもは金庫に入れておくのに、などと自分や身内を責めてしまいます。自己嫌悪でどーんと落ち込んでしまうものです。
ショック状態に陥りません
外での盗難は精神的なショックが強いです。泥棒がいきなり襲ってくる、あの場面が頭から離れません。スリや置き引きはそうでもないですが、強盗やひったくり。特にバイクのひったくりには精神的なショックを受けてます。
総合面でやっぱりホテルの金庫
外での盗難の場合。しょぼんと落ち込むおじさんや、食事を全く口にできない女性。かわいそうな様子の人達をたくさん見てきました。ホテルの金庫の場合は留守中の盗難なので、怖い目にもあわず自分に非があるわけでもありません。お客様はホテルや旅行会社にめいっぱい激怒されます。
でもその文句を聞きながら、気持ちも身体も元気でそうでよかったなーとひっそり安心しているのは私だけでしょうか?(^^)
私のお勧めは絶対の安全性はなくてもホテルの金庫です。(それと自分の衣類の下も。)そして外には手ぶらで出かけましょう。
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