■ 注文時のトラブル ■
飲み物は注文する
日本は水が無料で出てくるので、食事で飲み物を注文しないこともあります。その感覚で、食べ物だけ注文すると変な印象を受けます。
「え?何も飲まないの???」とひどく驚かれます。
スペイン人は必ず食事と一緒に、必ず飲み物を注文します。飲まない人もみんなで水1本ぐらいは注文しましょう。
飲み物メニューはないことが多い
スペインや混み音お
観光地や中心部では飲み物にはぼったくりがあり
飲み物メニューはないのが普通ですが、観光地では飲み物でぼったくりが横行し、バルセロナ市側から、顧客は飲み物メニューを
要求しなさいという助言が出ました。
場所が中心部や観光地であり、周りも外国人が多いお店では、
飲み物メニュー(Carta de bebidas カルタ・デ・ベビダス)を頼んで、値段を見てから注文しましょう。特にランブラス通りのお店は要注意です。
飲み物リストは持ってない店も多い
ワインリストはあっても、飲み物リストはない店も多いです。
スペインでは飲み物にバリエーションがないので、聞かなくても何があって何がないのか分かるからです。(特別な飲み物を持ってるお店は飲み物リストも持っています)
観光地では飲み物リストがないと言われたら、自分の注文したい飲み物の値段がいくらなのか聞いてみましょう。
レジを叩かないとわからないとぶつくさ言われることもありますが、牽制にもなります。
●ぼったくり情報1
観光地では多少高いのは当たり前ですが、ぼったくり店ではソフトドリンクが1000円なんて話も聞きます。
その代わり、大きさも飲めないぐらいデカいそうです。
お店の人が口頭で伝えてくるものに注意
レストランなどで「今日はこんな魚があるよー、魚介類があるよー、どう?」と伝えてくるものには要注意です。
お値段が高い場合があるからです。
ぼったくりというわけではなく、高級品だからですが、
値段を聞かずに注文すると、会計がきて仰天という経験、何度かあります。
口頭で言われた場合、お値段がいくらか聞きましょう。納得してから注文しましょう。
●ぼったくり経験1
ランブラス通りからferran通りに入った中華レストラン。大昔の話ですが、メニューの表紙や、店の壁に「ギョウザ」と日本語で書いてあり、どう?と勧めてきます。
会計が来てびっくり。1皿に6つ載っていたので6000ペセタ(当時6000円)でした。
抗議をするとメニューの最後のページを見せてきて、そこには餃子が6000ペセタと確かに書いてありました。知能犯です。すぐ近くのランブラス通り沿いの中華も当時、紹興酒
がぼったくりだと聞きました。必ず値段を見てから注文しましょう。
●ぼったくり経験2
カタルーニャ広場からランブラス通りに入ってすぐ、右手に、オープンスタイルのバルレストランがあります。
ここは有名なぼったくり店。私がぼったくられたのは20年前ですが、今でも数年ごとに話を聞くので、ぼったくりの歴史は続いているようです。
ここも要注意はお店の人が勧めてくるもの、メニューに値段が書いていないものです。値段を確認して、ちゃんとそれだけを頼めば、トラブルはありません。
私はウナギの稚魚を勧められて食べましたが、これが絶品でした!私が食べた数少ないウナギの稚魚(しかも、今は
本物は食べれなくなりました)の中でダントツの美味しさ。値段が来て仰天し、やられた!と思いましたが、美味しかったので後悔してません。良い勉強料でした。
値段の書いてないもの、S/Mと書いてるものには注意
メニューにそれだけ値段が書いていない、もしくはS/Mと書いているものには要注意です。
Segun Mercacado つまりその日の市場の値段によって、値段が変わるもの。だいたいが魚料理か魚介類の場合ですが、
つまり高い食材であることが多いのです。値段を聞いてから注文しましょう。
パエリャは値段x人数分
パエリャ、フィデウア、など大きなお鍋で食べるものは、最低が2名から、が普通です。(お店によっては1名からでもOKにしてくれるところもありますが、少ないです)
メニューを見ると、パエリャなどは値段が書いてありますが、これはひとりあたりの値段です。1料理の値段ではありません。
書いている値段x2名分が最低ですので、注意しましょう。
パンは有料
昔はパンは無料のことも多かったですが、今はパンも有料が多くなってきました。パンは注文しなくても勝手に持ってこられますが、食べないのにテーブルに置いたままだと、会計で
お金を取られているのです。パンが要らない場合は最初に「いらない」と伝えて、パンは撤去してもらいましょう。
同様に、パンは無料だと思って、お替わりを頼むと、どんどん加算されます。
バルセロナでは「パン・コン・トマテ?」と聞かれることがあります。美味しいし、地元のパンなので、
一度は注文してみるのも良いでしょう。ただし普通のパンよりも値段が
高いのが普通だし、お店によっては観光客用に高めにしてると思われるお店もあります。普通のパンでよければ、断りましょう。
ビールの大きさと値段
生ビールは大きさが様々です。地元の人は小さなコップで、ちびちび飲み、日本人・イギリス人・ドイツ人などはガバガバ大きいジョッキで飲みます。当然ながら大きさで値段が変わってきます。
お店の人が大きさを聞いてくれることもありますが、外国人はどうせガブガブ飲むからと、聞かずに、おおきなジョッキで持ってきて、高く取るお店も多いです。そんなにたくさん量を
飲まなくて良ければ、小さなサイズのビールを頼みましょう。
かといって、小さなサイズを頼むと、絶句するぐらい小さなコップでビールがやってくることもあります。飲む気満々の方は小さいサイズは頼まない方が良いでしょう。
瓶ビールは大瓶がありません。スーパーには売っていてホームパーティーでは大瓶も飲みますが、外食では一人1瓶を飲み、他人とは分けませんから、1人用のサイズの
小瓶です。
コーヒーはデザートの後
デザートを注文する時に、コーヒーの注文を聞かれます。そこでコーヒーを頼み、当然デザートと一緒に食べると思って、デザートを
食べずに待っていると、永遠に
コーヒーはやってきません。
スペインではデザートが終わってからコーヒーを飲むのです。デザートと一緒に飲むものではなく、食後の締め?になります。
デザートと一緒に食べたければ、頼めば持ってきてくれますが、こちらからお願いしないといけません。お願いしてもさらに、遅いこともあります。
■ 注文時のマナー ■
飲み物は注文する
日本は水が無料で出てくるせいか、食事の時に飲み物を注文しないこともあります。その感覚で、食べ物だけ注文すると変な印象を受けます。
マナー違反というほどではないですが、「え?何も飲まないの???」と驚かれます。
スペイン人は必ず食事と一緒に、なんらかの水を注文します。飲まない人もお水1本ぐらいは注文しましょう。
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