■ 最近、ものすごおおおく多い、記入ミス ■
現金で受信しました、のところにサインをしている人たちが多すぎ!
免税書類には署名をする場所があります。しかし、そこではなく、現金受領サインの欄に、署名済みの人達がものすごく多いです。
よーく見ると、すぐ上に、Cash Refund Receivedの文字が入っているんですが、そこにサンしちゃダメ! みなさん、見ないのですね。添乗員さんたちもよく間違えて、お客様にそこにサインを教えちゃう人が多いです。
サインなど記入の分からないところは現地のガイドに見てもらうまで、保留にしておきましょう。ガイドさんがいない人は免税の行列のところに教えてくれるスタッフがいますので、そこで質問しましょう。
■ 先に返金手続きをしてくれるケースでは、空港で免税手続きを受けるまで、終了ではありません!!! ■
たとえ先にお金を返してもらったとしても。空港での免税の手続きはしないといけません。お店の係員も間違った情報を与えています。これについては別ページを作りました。
■ 書類の不備でスタンプがもらえないトラブル ■
封筒の中身がカラだった!
嘘みたいな話ですが何度もあります!!
お店の入れ忘れなのか、お客様がどこかで紛失したのかは分かりません。書類がちゃんと封筒に入ってるかも
お店で確認しましょう。
免税書類によってはレシートみたいなものもあります。レシートと間違えて捨てないように!
書類がまったく空白だった!!
書類は見慣れないと分かりにくいですが、分かるところだけでもその場で確認しましょう。
過去に3度、書類が白紙であったことがありました!(しかも有名ブランド店でした)
それぐらいは見れば分かりますから自分でも確認すべし!スペイン人は信用してはなりません。
自分の情報(名前やサイン)は自分で後で書けますが、お店の人が記入すべきところが絶対に書いてもらうこと!
肝心の金額が空欄だった
何度か経験あります。買った金額、もしくは払い戻し金額が書いてないケース。
分からないなりに自分でじーっと書類をチェックし、金額が書いてあるかぐらいは確認しておきましょう。書いてなければお店で必ず主張して書いてもらうこと!!
●無効事件
店のレシートがあればスタンプを押してくれることもあったのに、
レシートを出してもだめだったことがあります。そしてなんと!「無効」(Anulado)というスタンプを押されてしまったのです!!
厳しい!!!
しかも免税の払い戻し金額はちゃんと書いてあったのですよ(免税会社や金額によって違うので、そっちの方が複雑)。買った品物の料金が抜けてただけ。
レシートがあったので一目瞭然なのに・・。
免税会社が払い戻しをする、しないの判断をするならともかく、税関の係員が、レシートも見せて買った金額は分かっているのに、
「1箇所抜けている」という
お店のミスだけで、お客さんの書類を無効にしてしまうなんて信じられませんでした!!!!
ちゃんとチェックしてお店で書いてもらいましょうね!!
お店のスタンプやサインが抜けている
書類にもよりますが、お店の人がサインをするところがある場合があります。このサインが抜けているという理由でスタンプがもらえなかったことがあります!厳しい!
Firma Comercioなどの文字があれば、お店のサインをもらいましょう!
書類の中身がまったく違う人のものだった
バルセロナで聞いたことはありませんが、最近イタリアで続いているという添乗員さん情報を聞きました。
ツアーのお客さんやお友達など、近くにいた別人の書類が、あなたの名前で作られていることがあるそうなのです。つまりお店の人が
前後のお客さんの書類を間違ってしまったケース。
税関で「この品物見せて」といわれたときに、その品物とまったく違う品物しかもっておらず、虚偽の書類?ということになっちゃうそうです。
えーー。
とあるイタリアの有名ブランド店で続いているそうなので、「わざとじゃないか」説も出てましたが、。しかし「ただの間違い」もありそう。作ってもらった書類に
自分の買った品物名や金額が書いてあるのか、ちゃんと確認しましょう。
■ お客様の書類記入ミスで、スタンプがもらえないトラブル ■
免税書類の名前はパスポートで確認できるものを
税関でパスポートの提示を求められるということはこれと書類が相違がないか確認をするのです。違っていては意味がありません。
結婚で姓が変わった場合。新しくパスポートを作った方は問題ないですが、前から持っているパスポートはどこかに
名前変更の記述をしてもらってるはずです。
税関ではこれが証明になるので、新しい苗字で免税書類を作ってもらった人はパスポートの変更箇所を見せましょう。(何かいわれたら)
旧姓で書類を作ってもらった人は、旧姓のパスポートの顔写真の名前を見せましょう。
●トラブル実例●
クレジットカードと同じ名前で書類を作るお店が多いですが、結婚後に新しくパスポートを作ってもらい、パスポートの名前と
クレジットカードの名前が違う方は要注意です。
免税書類の名前はパスポートと同じ名前にしてもらいましょう。
親のクレジットカードを使ってるんです、という方もいらっしゃいましたが、
その場合もパスポートの名前で、書類を作ってもらいましょう。
●トラブル実例●
在日韓国人の方。パスポートは韓国名、クレジットカードは日本名をお持ちでした。
お店では「書類もカードの名前で」と言われたそうですが、お店は分かっていません!!税関ではパスポートと名前が違う、別人だと拒否。
事情を説明すると証明書があればと言われましたが、在日韓国人証明書は名前が日本語なので「読めない」とそれも拒否。
本当は、カードを使うにはカード上の名前ですが、免税の手続きはパスポート上の名前を使うべきでした。
何らかの事情で名前が二つある方は(日本に帰化した外国人など)パスポートの名前を選ぶか、
そういう証明書(英語表記)のようなものを準備しるといいかもしれません。
●重要点●
免税に限らず、外国にいる間に「名前の証明ができない」という状況はトラブルになる可能性があります。持っている身分証明書の名前を必ず使うこと。
間違った時、訂正線を書いてはなりません
書き間違えたからといって、二重線などで訂正してはなりません。訂正された、、というのは誰かがあとで改ざんした、ということにもなりかねません。
訂正したものにはスタンプがもらえません。
じゃー間違った場合にどうするかというと・・? 住所は小切手送付先でない限りは、間違っても知らん振りしましょう。カード振込みにするか、空港で現金でもらえば、
住所が正しいかどうかは問題ではありません。
名前やパスポート番号などは、訂正線をひかずに、横に書き直します。その方法で今までは特に問題ありません。
■ 空港でのハプニングで手続きができなかったトラブル ■
時間不足
バスが遅れた、事故渋滞だった、チェックインに手間取った、など様々な理由から時間がないことがあります。
コンピューターの故障
スタンプをもらった後、空港で現金払い戻し。この銀行のコンピューター・ダウンはたまにあること。スタンプはもらった後なので郵送しましょう。
係員の留守
どんなに待っても税関の係員が現れず手続きができなかったことがあります。この20数年に一度だけ。
早朝だったのですが、寝てたのかなー?(笑)今でも謎。
他のガイドたちと1時間ほど大騒ぎになりました。<
■ EU入国スタンプ不足で、手続きでができなかった例 ■
入国スタンプ不足
ありえないのに、私自身、何度も遭遇したトラブルです。EUに住んでいるのに免税手続きをしてる人がいるために、、入国スタンプチェックはいつもやっています。
ところがEUに最初に入国した時のスタンプがないお客様がたまーにいらっしゃるのです。
・日本から飛行機が大幅遅れ。乗り継ぎ空港で走らされ、搭乗ゲートで係員にパスポートの顔写真を見せながら飛行機に乗り込んだお客様。
(団体ツアーだったので便宜が図られたようです)入国スタンプはありません。
・ツアーで来て、夫婦で入国審査を通り、一人だけ入国スタンプを押されたが、一人だけ押されなかったケース。(自分のだけ押されなかったなとお客様は思ったそう)
・ツアーで来て、夫婦二人ともにまったく入国スタンプがなかったケース(2人とも気づいてもいらっしゃいませんでした。同じツアーの、他のお客様のパスポートにはスタンプはありました)
いつEUに入ったか分からない、本当はEU国在住者ではないか、不法滞在じゃないかと疑われスタンプがもらえません。
日本出国のスタンプを見せ、航空券の控えを見せ、搭乗券の半券まで探してもらって出し、ツアー名簿まで出して、添乗員まで呼び、相当粘りましたが一度だけはテコでもダメでした。
あとの2度は、これらの手を尽くして証明し、一度はダメでしたが時間を置いてもう一度交渉に行き、最後は粘り勝ちでOKしてくれました。
税関の係員に「入国スタンプがないのは日本ではありえない。しかし押さなかったのは税関の係員のミスである。それなのにお客様がそのせいで、トラブルになるのは
考えられない」と抗議したこともありますが、「スタンプを押すように自分で頼む義務がある」とも言われました・・。なんでも「自己責任」の外国ですから、
その通りとも言えます。
外国では自分の身は自分で守るように、きちんとしておく必要があります。
・・・・・さすがに長年ガイドをやってると、たくさんのトラブルがありますね。書いていて、自分でもびっくりしました。
いつもあるわけではなく、99%は問題ありません。しかしこんなトラブルもあるんだなーということで、頭に入れておきましょう。
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