手続をする空港はどこ?
本当は最後のEU国。日本行きの飛行機にのる時に
原則は原則。万が一、係員から「乗り継ぎの空港でやれ」と言わた場合は従わなくてはなりません。バルセロナでやれればラッキー程度に考えましょう。
2-3時間以内の乗り
換えであればたいていやってくれます
直行便のないスペイン。どこかで乗り継ぐといっても乗り継ぐだけ。飛行機が遅れたら経由地で税関へ行く時間なんてありません。
そこで当日の乗り継ぎであればだいたいバルセロナで手続きしてくれます。(マドリッドではやってくれないことも)
●過去にあったトラブル実例●
店で書類をもらったら手続き完了と勘違い。封筒がついているのでさっさと投函してしまった方がありました。免税は空港の税関でスタンプをもらう。これが最後の重要なお仕事です。
●よくあるトラブル実例●
長い旅行中に書類のありかが分からなくなる。わりと多くて夫婦喧嘩のもとになってます。きちんと保管しておきましょう。
税関に見せるものは何?
税関で見せるものは国によって、空港によって違います。
バルセロナの空港例ですが、税関で見せるものは
(1)パスポート、(2)日本へ帰ることを証明する航空券(eチケット,)(3)免税の品物、(4)免税書類、です。
(1) パスポート
免税の書類に名前が書いてある方が手続きをします。その方のパスポートが必須です。
奥さんが買ってもらったとか、ご主人のクレジットカードで買ったなどは関係ありません。誰の名前が書類に書いてあるか?を確認しましょう。
(2) 日本へ帰る航空券(eチケット)
今はほとんどeチケットの時代。プリントみたいな紙に航空券情報が書いてあるものをお持ちのはずですが、これを持って税関へいきます。
航空券ではなく搭乗券でも,e-ticketでも大丈夫。
要するに、日本へ帰る、もしくはEU外へ出るということを証明しなくてはなりません。
「eチケットのいらない予約」で旅行のお客様。(一時期は某旅行会社の個人客がeチケットも何もいらない、というシステムで来てらっしゃいました)
証明するものがないのですから、先にチェックインをして搭乗券を手にしてから税関へいきましょう。
(ちなみに、何かのトラブルでもめることもあるので、トラブルの多い海外旅行でeチケットもいらないサービスは勧めません、、、。)
(3)品物は手荷物に。税関で見せることが原則
どうせ見ないでしょと、スーツケースに入れたい人が多いですが、買った品物を税関で見せることはスペインでは原則です(国によって違います)。
見せろと言われた場合に持っていなければ手続きはやってもらえません。
手続きをしたいのなら準備するのは皆さんの「義務」。「義務を果たしていない」と税関で大目玉を食らうことがあります。
●カルメンの持論●
経験上からの結論ですが、持っているとちらりとも見ず、持っていない時に限って「見せろ」と要求されます
。持ってるか確認してるわけでなく、ただの偶然のようですが、どうして?。傘を持っていれば雨が降らない、あれと同じ原理でしょうか。
特に見られるのが・・。
・やる気満々の新米係員にあたったとき(コロコロ交替します)。
・品物がかなり高額なとき。
・品物が大きそうなとき(コートなど)。
・書類を見て品物の中身がよく分からなかった時など。
品物の注意点の1つがEU内で消費しないもの=未使用が原則です。買った革ジャンや時計を身につけたまま税関へ行かないように。
●お客様のケース●
スーツケースを免税した方だけは、いまのところ使っていても(旅先で壊れたので買った方たちだったので使うしかない)
おとがめはありませんでした。
最近のバルセロナ空港での注意点!
●
混雑期は1時間の行列です。といっても年に数回程度ですが、あります。最高記録は「1時間40分待ち」しました(自動手続きの機械も故障でした)。
バーゲンのシーズン、バカンスシーズンや大型クルーズ船が数隻帰国日の時は、免税手続きに長い時間並ぶことがあります。
時間には余裕を持って、空港へ行きましょう。
●最近買い物をするとお店で、「カタルーニャ広場の地下で、先に現金の還元を受けることができます。空港で並びませんよ」という案内を受けます。これは要注意。
空港で並ばないというのは、空港の銀行に並ばなくていいという話(たしかに長蛇の列です)。税関での手続き不要と勘違いしてはいけません。
先にお金をもらえて、市内で買い物にあてることができる利点+空港で銀行に並ばなくていい利点はありますが、税関で手続きをしなくてはならないのは同じです。
逆に、キャッシュバックを受けた人は、どんなことがあっても税関へいく義務ができました。なぜなら税関のスタンプをもらうまで、手続きが完了してないからです。
空港で税関で行列ができていると、「税関に並ぶ時間がない」とあきらめる人もいますが、あきらめてしまうと、あなたのクレジットカードから後日、キャッシュバック分が
引き落とされます。つまり先に現金バックをしてもらった分を、手続きが不完了として、引き落とされてしまうのです。
カタルーニャ広場でキャッシュバックが完了したものと思い込み、まったく税関へ行かなかった人も同様です。注意しましょう。
●Global Blue、その他多くの免税書類がバルセロナの空港の、荷物検査を超えたところで
換金できるようになりました!(2014年より) 荷物検査を受ける前でも換金できるところができました。ただし外の方が並んでいることがあります。
●
税関へ行かなくてもよく、自動でできる書類があります
Global Blueの免税書類の中でも、Divaと書いた書類は自動手続きができます。税関にスタンプを押してもらう必要もなく、品物を見せる必要もありません。
税関前にある機械で手続きができます。
ただしエラーが出ることも多く、その場合はやっぱりスタンプをもらいに並ばなくてはなりません。品物も見せろといわれるかもしれませんから、念のため、もっていきましょう。
高額のお買い物の方はエラーが必ず出る仕組みだそうです。(係員談)
一度だけDIVAの自動の機械が壊れれてたこともあります。
最新の機械化の状況はこんな感じです
手続にあたっての心構え
時間がなければあきらめましょう
お金の恨みは恐ろしい!免税ができないと一生お客様に恨まれます(笑)。
しかし一番大事なことは税金が戻ってくることより、日本行きの飛行機に乗ること!
それを忘れていませんか?
飛行機に乗っていただくことはなによりも優先されます。あきらめてもらう場合もあり得ると覚悟しましょう。
●出くわした実例●
搭乗が始まっているのに税関に並ぶ個人旅行のお嬢さんたち。「飛行機、遅れるかもしれないしぃ」と囁いてます。日本みたいに待ってくれませんよとつい口を出しましたが動こうとせず。間に合ったのだろうか?と今でも思い出します。
100%できるとは思わないこと
免税は絶対にできるという保証はありません。しかもここはスペイン。何が起きてもおかしくありません。できなくても恨みは忘れ、
できたらラッキーと思った方が人生幸せ???
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