おつりの渡し方
まずコイン、それからお札。日本とは順番が逆
コインを受け取ると”おつり終了”の気分になって、お札をもらわずに立ち去ってしまいます。「おつり、おつりー」と叫ぶ店の人にも気づかずに。
かくいう私も大昔よくやりました。習慣って怖いですね。
こちらはまずコインを返し、それからお札を返してきます。
●昔、空港内のLa Caixa銀行で、お札をもらわずに小銭だけもらって離れようとしたお客様に、お札を忘れてる旨を伝えました。
その時の銀行の人の反応を見て気づいたのですが、、。彼らは「わざと」知らんぷりしてたんですよ。日本人がお札を忘れてしまうことが多くて、気づいたんでしょうね。
最初は「お札」と声を掛けていたのかもしれませんが、そのうち、日本人はこっちが言わなかったら、そのままコインだけもらって立ち去ってしまう、、→言わないでおこう、と決めちゃったのかもしれません。
お釣りを忘れたお客さんに声も掛けず、期待の目で見守ってました、、。私が教えてあげたら、残念そうでした、、。
おつりの受け取り方
金額を確認してからお財布へ
確認もせずにお財布へざっと放り込むのは日本人の悪いくせです。スペイン人はお釣りをよく間違えますよ。
財布はレジでしまってから店を出る
おつりをお財布に入れながら歩く、財布をカバンに入れながら店を出る。日本人だけでなく中国人もよくやってますが、危険な行為です。
泥棒はどこにお財布を入れたのか、お札がどのぐらいの厚さだったか見てますよ!
おつりの間違い
スペイン人は計算が苦手?
時々おつりの間違いがあります。20ユーロ出したのに、10ユーロからのお釣りしか来なかったことが。
はっと我に返って「そうだった!ごめんごめん」と気づいてくれることがほとんどです。
だいたいが計算のできない人種なので、悪気はありません。渡したつもりで間違っていたということもよくあります。
渡すお金も主張する!!
日本では大きなお札をもらうと「1万円お預かりします」と声に出して言ってくれます。あれはお互いの勘違い防止もあるのだそうです。
スペインではちゃんとお金を出したのに、もらってないと相手が言うことがあります。大きなお札じゃなくても、いくらから、、とこちらからお札の種類を口にしてもいいかもしれません。
お金がもらってないと言われた原因の中に、途中で違うことを話しかけてしまい、相手が分からなくなったということもあります。ちゃんとお釣りをもらうまでは、
余計なことを話しかけてはいけません。
お釣りが逆に多く来ることも
逆に多くもらって得することも。
●実際に得したお客様例
ざっと考えても計算が少ない。気づかないうちに店を出ましょう出ましょうとお客様にせかされ、逃げるように店を出たことが(笑)。
お客様はいいでしょうけど、小心者の私は二度とあの店にいけません。でもそこはスペイン人。たくさん買ってくれたなーと幸せ一杯で、
お金が合わないことには気づかないかも?
●自分の実際例
一時期お釣りを多くもらう出来事がたてつづけだったことがあります。小銭程度であればともかく、
自分が出したお札より大きなお札がお釣りに来てびっくりしたことも続きました。
さすがに「多いよ」と知らせると、教えてくれて「ありがとうありがとう!!」と感謝の嵐・・。
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