手続きをやってもらうには
免税の手続きは加盟店のみ
免税の手続きをやってくれなかったとご立腹のお客様。
店に問い合わせするハメになりました。
ところが加盟店ではなかったのです。なーんだ。
手続きはショーウィンドーかレジにTAX FREEの看板を掲げた加盟店のみ。
どの店でもやってくれるわけではありません。
●サグラダファミリアの売店で免税してくれなかった、とよく言われますが、あの店は加盟してません。
加盟店でも自分から言わないとやってくれません。
免税の手続きをやってくれなかったとご立腹のお客様。
そう、実はこれはよくあることです。
加盟店であっても手続きなんて面倒!店にとっては得するわけではありません。
免税を理由に売りたい店以外は、観光客の店でもこちらから言わないとやってくれません。
看板がなくても加盟店のことも
聞いてみると免税書類が出てくることもありますから、念のため聞いてみてもいいでしょう。
「タックス フリー、プリーズ?」
加盟店でなければ「何の話をしているのか?」さえ伝わらないこともあります。
ちなみに加盟店の看板を掲げているのに「やってない」「何それ?」といわれたことが大昔に1度あります。(笑)
知っておくべき免税書類でのポイント
書類はお店で作ってもらいます
たまにいらっしゃいます、レシートを集めておけば空港で手続きできると思っている方。
免税は皆さんだけの申告でなく、店側も手続きをしなくてはなりません。内税になっていて店が税金を預かっているようなものなのですから。タックスフリーと書いた書類は絶対に必要です。
買ったときにお店で作成してもらいましょう。
記入事項
名前、日本の住所、パスポートNO.、署名、カードNO.(カード振込みにする場合)を記入します。(書類によって若干違いがあります)
記入事項が分からなければ作れないことも。事前に確認しておきましょう。
記入はローマ字で
名前はローマ字ですが、昔は住所は漢字でokでした。今でも古くからある店で「住所は漢字でいいですよ」と言われることも。
ただ近年税関で注意される時があります。念のためサイン以外はすべてローマ字にしておきましょう。
パスポートのコピーを持参
観光客慣れした店では書類の記入は後でゆっくり書けばok。パスポートの提示も番号の写しも控えません。
ところが店によってはパスポートのコピーがないと本人確認ができない、として受け付けない店もあります。
(本物のパスポートがないとだめなこともありますが、私はやはり免税ごときで本物を盗まれるリスクは避けて欲しいです)
パスポート番号も控えておきましょう
パスポート番号が分からないと受けつけない店があります。書類が複数あり、店が写しを保管する場合に要求されます。
お店の人の書き忘れもチェック!!
お店の人のうっかりで、税金の払い戻しを受けれない場合あり
書類は見慣れないと分かりにくいですが、分かるところだけでもその場で確認しましょう。
お店の記入ミスや記入漏れのせいで、返金が受けれないことがあるのです。
詳細は トラブル実例をどうぞ!
過去にお店の人の記入漏れで、スタンプをもらえなかった実例は次のとおりです。
・品物の金額が書いていなかった。
・受け取る金額が書いていなかった。
・お店のスタンプが抜けていた
・お店のサインが抜けていた。
・自分の買った商品と違う金額や品物が書いてあった。(自分の買ったものと違う、別人のものだった。そんな時に限って、
税関から品物を見せろと言われた)
書類はレシートみたいな書類など、とーっても小さくて見づらいものもありますが、
とりあえずご自身で確認してみてください。
署名はパスポートに書いてあるものを
署名する際に「漢字ですか、ローマ字ですか?」。とっても多い質問です。
海外旅行中の皆さんの正式な身分証明書はパスポートです。パスポートに書いてある書名は皆さんの正式な署名です。必ずパスポート上と同じ署名をしましょう。
つまりパスポートの署名が漢字の人は漢字で。ローマ字の人はローマ字で。
免税に限らず海外旅行中は
「パスポートのサインが正式なあなたの署名」と覚えておきましょう。パスポートとクレジットカードのサインが違う方は統一
した方がいいでしょう。
名前はパスポートで確認できるものを
「パスポートは一番の身分証明書」。肝に銘じておきましょう。
税関でパスポートの提示を求められるということはこれと相違がないか確認をするのです。パスポート記載の名前と違っていては、意味がありません。
結婚で姓が変わった人で、パスポートの顔写真のところ以外のところに、名前変更の記述をしてもらった人は要注意です。
同じく結婚で姓が変わった人で、パスポートは新しく作ったので問題ないが、
クレジットカードは旧姓のままのものを持ってきた人も要注意。カードの名前を参考に、書類に書いちゃう店も多いからです。
在日韓国人の方で、パスポートは韓国名、クレジットカードは日本名をお持ちの方も要注意。
とにかく、何らかの事情で名前が二つある方は(日本に帰化した外国人とか?)パスポートの名前を書類に書いてもらうか、
名前が複数ある証明書(英語表記)でも持っているといいかもしれません。詳細は トラブル実例集をどうぞ!
●重要点●
免税に限らず、外国にいる間に「名前の証明ができない」という状況は
トラブルになる可能性があります。持っている身分証明書の名前を必ず使うこと。
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