■仕組みやマナー■
ただし店によっては、すでにあきらめたor日本人慣れして、以下のとおりではない店もあります。
店内でのマナー
品物は勝手に触りません
店員にあれが見たいと指差し、取ってもらいます。
外国ではブランドはリッチな人々だけの買い物。自分でベタベタ触らず、店の人に優雅に(?)案内させるのが普通です。見たいものは
店員に伝えましょう。
ただしスペインではどうぞ触ってくださいというブランドも多し!他国より厳しくないのはお国柄でしょうか。
アテンド中の店員は終わるまでその人の担当
他人をアテンド中の店員さん。客が悩むのをじっと待つぐらいなら、ちょっとこっちもアテンドしてよと言いたくなります。
ところがブランド店では、店員と客は一対一。もともとはお金持ちに丁寧なアテンドをするのが本道。
二人を同時に担当するなどありません。「ねえちょっとちょっと」と横入りしてはダメです。
担当者は売上成績になるのも理由の一つです。
自分の店員さんがいなくなったとしびれを切らして、つい他の人にアテンドを頼んでしまうと、
「私の客を盗ったわね」と店員同士の熾烈な戦いに巻き込まれます。
展示の仕組み
引き出しや奥から、もっと品物がでてきます
ちらっと見ただけで「品数がないわ」と帰ってきたという方。ブラント店は言えば奥からどんどん品物が出てきます。
エルメスも、ロエベも、ヴィトンも、ジュエリーショップも。
意見を言わなければ、商品を全部出すのは店員さんも面倒です。
こういう感じのお財布が欲しいのだけどなどと希望を伝えてると、向こうが引出しをいくつもあけてピックアップしてくれます。
特に、宝石店では表にあるのはほんの一部です。 指輪が欲しい・ネックレスが欲しいなどと伝えると、奥からいろいろ持ってきて席に座ってじっくりと見せてくれます。
出入り口のセキュリティ
ブランド店、高級店にはガードマン
だいたいのブランド店にはガードマンが立ってます。彼らがポーター代わりに(?)ドアをあけてくれることも多いです。
宝石店は入り口のブザーを押さないと入れません
ほとんどの宝石店では、入り口にブザーがついてます。
ドアが開かない!と思えば、ドア近くのブザーを探しましょう。
ブザーを押すと、ドアからブーっと音がしているうちに扉を開けること。
(こういう仕組みはブランド店だけとは限りません)
■盗難対策■
帰り道の移動
高級ブランドの袋をもって、うろうろしない
スペインでブランド店に入るのはお金持ちのみ。それもクリスマス前ぐらいしか見かけないし、運転手付でやってくる種類の人たちです。
日本の若者がブランドの袋を下げてぷらぷら歩いていると、目立ちます。さっさとホテルへ荷物を置きにいきましょう。
タクシーで移動する
ブランドの袋を持って地下鉄に乗るのも、泥棒に狙ってくださいと言わんばかりです。ブランド品を購入する欧米人はタクシー代をけちりません。
(ブランド品を買って地下鉄に乗るのは日本人や韓国人ぐらいだとか・・?)
地下鉄内で、
あなたはとても目立っているのです。スマートにタクシーに乗り込みましょう。
購入後の保管も厳重に
ホテルの部屋で盗まれたケース。
購入後の盗難対策はどこまでやればいいのか?ホテルに戻る前から紙袋を代え、ブランド物がばれないようにとまでやれる人は少ないとは思いますが、自分のできる範囲で最大の安全対策を取りましょう。
●かわいそうだった実話●
高級ブランド時計を買ったお客様。ツアー仲間に「ぜひお披露目して」とせがまれてホテルのロビーに持ってきてしまった、その一瞬で盗まれてしまったとか。本人もかわいそうでしたが、悪気のなかったツアー仲間も本当にうなだれてらっしゃいましたね。お披露目は部屋に呼んでやるべきでした。購入後の品物は極力、他人の目にさらさないことです。
■ここだけ別情報 ルイ・ヴィトン ■
規則の厳しさではバルセロナでもトップ
本物のパスポートが必要
ヴィトンはクレジットカードを使うのに本物のパスポートがないと受けてくれません!免税の手続き上でも同様で、コピーでは
だめ。バルセロナでもっとも厳しいブランド店です。
買ったら品物とパスポートを置きにいったんホテルへ戻る労力を惜しまないようにしましょう。
大きな買い物は一人一点だけ
お財布やスカーフなど小さな物は別にして、ヴィトンではカバンは一人が1点のみ。制限を設けています。
バイヤーの買い付けを防ぐためだそうです。
●どこかのネ
タ●
上記の理由でひとり1点だから代わりに買ってくれ、と頼まれていて、、。盗難カードだったために逮捕されたという話を聞いたことがあります。
添乗員さんネタだったか、新聞で実際の読んだ記事だったか覚えていませんが、高級ブランドの頼まれ買い物には裏があります。巻き込まれないようにしましょう。