旅行中の怪我、トップは転ぶこと
一番注意すべきはお風呂場!!
階段の方が実際には多いですが、大怪我のトップがお風呂場です。つるっんと派手に滑ってしまうからでしょうね。
大理石やタイルなど固い材質も多いので、ぶつけると痛いです。腰の骨を悪くした方もいらっしゃいます。
ヨーロッパでは使い勝手の悪いバスルームも多いです。バスタブの栓まで手が届かず、
つるっと落ちることも。慣れない場所なので手足が届くと思って届かないこともあります。
シャワーカーテンを内側に入れてなくて床が濡れていても危険です。
お風呂場や水回りでは特に意識して、いつもよりゆっくり
動きましょう。
階段や段差,足元に注意!
階段は階段とすぐ分かるし、ガイドや添乗員もよくお知らせしてますが、それでも多いのが階段で滑っちゃう人。特にバルセロナはグエル公園や
モンジュイックの丘など野外で多いです。
石がジャリジャリしている、すり減っている、観光地だから気も散っている、のでしょうか。
段差もあります。レストランに入る時、建物に入る時、道路の途中、妙な場所で段差があります。日本よりずっと多いですので、気づいたら声を掛けあいましょう。
時々あるのがレストランの入口にある足ふきマットや絨毯に足がひっかかる方。建物に入る時にはいつも足元に気を付けましょう。
急いでる人がよく転んだりひっかかるのでせっかちさんも気をつけてくださいね。(私も)
バルセロナで特有なのが、街路樹の根本。植木のまわりが深い段差になっているのです。市民から苦情が出ないのか不思議。激しく全身で転んだお客様もいらっしゃいます。
危ないです。
部屋中のスーツケースにつまずく
旅行中ならではのアクシデントですが、多いです。
ヨーロッパの狭い部屋、スーツケースを広げた
ままにして、つまずくケース。
夜中にトイレに行こうとして、広げたスーツケースで大怪我もありました。
日中でも、ひっかかる人は多いです。面倒くさくても閉めましょう。連泊するなら、中身はクローゼットにしま
う方が良いですよ。(忘れ物には注意)
後ろに下がった時
大きな建物の写真を撮ろうとして、後ろに下がりすぎて、危ない!ってこともあります。
サグラダファミリアの生誕のファサードは要注意です。
ホテルのロビーで後ろに下がってて、噴水にどぼんと落ちたお客様の話もありました。
交通事故の例
歩道のギリギリで、車と接触!
スペインでは歩道と車道の間に隙間がありません。ギリギリを車やバスが通るのです。
日本はちゃんとあるのですよ。だから、歩道のギリギリに立つと危ないことを
日本人は知りません。
一番多いケースが、バスのミラーにひっかかりそうになること。車体が大きいバスは本当にギリギリを通ります。
ミラーは大きく突き出しているので、歩行者と接触しそうになるのです。特に歩行者も歩道いっぱいに歩いているサグラダファミリアの周辺や
旧市街は注意しましょう。
足先をひかれたお客様もいらっしゃいます。歩道ギリギリの場所で信号待ちをしていたら、
靴の上を車が通っていったそうです。
自転車と衝突、
バルセロナでは自転車が増えました。旧市街では急に小さな道で飛び出してくるので、十分に気を付けましょう。
一度ぶつかって、あおむけに倒れ、頭部を打った青年がいました。カテドラル前の大きな広場で走ってらっしゃったところを
ぶつかったそうです。
こちらが歩いてる時にはたいした接触にはなりませんが、走っていると、ぶつかった衝撃も大きいです。
歩道や広場も自転車が飛び出してきますので、注意しましょう。
■■■ ついでに、交通上の注意もどうぞ!!! ■■■
信号のピカピカは走らない
日本は信号が点滅が長いので、走れば渡れます。日本人は点滅で走るのが習慣になっています。
スペインでは点滅は2秒程度。「点滅したらストップ!」の合図であり、「走れ」の日本とは違うので、人々は足を止めます。
そこで走ったら、車の群れに突っ込むことに。特に大通りでは全然間に合わないので、点滅で走るのはやめましょう。
人につられて渡らない
スペインでは人々は赤信号でも、車が来ていなければ道を渡ります。「みんなで渡れば怖くないんですねー」
なんて言いながら、お客様も呑気に渡っています。
現地の人は車が来ていないか、しっかり見て渡ります。日本人は人が渡っていれば渡るので、車を見ていません。危険です。
信号が青になったからといって、渡らない
スペインでは歩行者側が青になっても、何台か目の前を車が通ります。
信号が青になった途端に渡るのは自殺行為です。(と、スペイン人に言われました)
信号ではなく、車の動きで安全を確認しましょう。スペイン人は赤で渡り、青で渡らないことがありますが、
車を確認しているのです。
●お客様例● 青信号でみんなで渡っている時に、止まり損ねた車と接触したお客様。ドライバーは免許取り立てて、
ブレーキとアクセルを間違えたそうです(驚)。これも
スペイン人だったら「先頭の車が止まったか」を確認するので、彼らだったら事故に遭ってないかもしれません。
急にドアを開ける車、
急にバックしてくる車
スペインで「危なかった!」と私自身、身の危険を感じたケースは、確認をせずに急にドア
を開ける車
(こちらが自転車ですぐ隣を走っている時が多い)や、急にバックしてくる車です。
急にバックしてくる車は、すぐ後ろが歩道で人々が渡っているにも係らず、後ろを見ずにバックしてきます。
後ろに車がいるのにバックする車もあり、後ろの車が本気でクラクションを鳴らす光景も何度も見ています。こういうのを見ているので、車の運転を
信用しない癖がついています。
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