パスポート用の証明写真
■ ③~⑤の順番は状況と時間で変わります。必ずいったん⑥まですべての手順を読みましょう。手順を知るのはそこからです。 ■
簡単にざっと書いておくと
・③写真屋は5分で終わるが、オープンが遅い
・④警察は24時間やっているが時間がものすごくかかる
・⑤航空券は電話でもできるので合間にやる
警察署で盗難証明をもらう
パスポートもしくは帰国のための渡航書を緊急で作成してもらうには有効のパスポートをなくしたという証明が必要です。そのため警察で盗難届を提出し、この本人控え分を証明書として領事館へ提出します。
海外旅行保険で保険請求する際も、同じく盗難届が必要です。盗難証明は返してもらえます。
主な警察署の場所
建物にはPoliciaではなく、Mossos d'Esquadraと表示されています。カタルーニャの警察です。
【主な警察署】もちろんどこも365日24時間オープンです。
・スペイン広場沿い Placa d'Espanya, 1
・サグラダファミリアの近く C/Marina, 347
・領事館のすぐ近く Travessera de les Corts, 319
・プラット空港 T1 税関の近く
・プラット空港 T2 航空会社ブースの並び
●空港の警察の詳しい場所はこちらをクリック。
注! カタルーニャ広場地下の警察署はなくなりました。
注!! サンツ駅の警察署は盗難は扱いません。
旧市街の警察署はお勧めません
旧市街や中心部で盗難に遭うと、中国人地区(グエル邸の先)の交番を勧められますが、お勧めしません。
まずいつも混んでいます。統計でも旧市街の盗難被害がダントツで多いですが、被害届けを出す人数も比例するので、待たされる警察署=お勧めしない、です。
治安も最悪の場所です。警察がそばでも、行くのはお勧めしません。私は警察署があそこに移動して1度行ったきり、2度と行ってません。
一番のお勧めはスペイン広場の警察署
私はいつも早朝・夜間に行ってばかりのせいか、いつも誰も待っていません。そしてたぶんやる気がないので、手続きが早く終わります。
同僚ガイドもここが一番早いといっていたので、2020年現在、お勧めです。(もちろん今後変わるかもしれませんが)
やる気がないせいで、夜中門前払いになりそうなこともありましたが、主張してやってもらいましょう。(詳細エピソードを知りたい方はこちら)
領事館近くの警察署は移動なくてお勧め!
領事館近くの警察署と、サグラダファミリア近くの警察署は、少人数が待ってる程度です。しかし混んでない割りに長時間待ちます。
自分の調書を取るのにも30分~1時間近くかかります。仕事が丁寧なのでしょうが、急いでる時には向きません。
(詳細エピソードを知りたい方はこちら)
早く終えるコツは皆さんも説明を短く済ませること。盗難証明の書き方!をもどうぞ。
良い点は領事館と近いこと!タクシーに乗る手間や時間も省けるし、余計なお金がかかりません。当日の朝なら、②③④の全部が近くで済ませられるので、お勧め。
前日の夜など、②③ができない時間帯なら、スペイン広場の警察が良いかもしれません。
本当にどこの警察署へ行ってもいいの?
本来は被害にあった地区で届けます。
しかし私は地区が違うと指摘された事は一度もないので同じ町なら大丈夫だと思います。
町がちがったら? 本来は身分証明書がないまま移動すべきではないのですが、団体ツアーでは時間がないため、地方で行けず、
バルセロナで警察に行くことがあります。バルセロナで盗難に遭ったことにして。そのせいで
バルセロナの盗難件数が余計に増えるとの指摘の声が業界であがったほどです。
盗難は細かい状況を話さなくてはいけないし、カメラもありますから、嘘がばれると大変です。
私は2019年にローマでパスポートを盗られたクルーズのお客様の盗難被害をバルセロナで提出しました。
正直に言いましたが、問題なしでした。
ちゃんと事情があるわけなので怒られたとしても分かってくれるかと。帰国のために必要だと警察も知ってますから。
ただ町が違ってもいつも大丈夫かは知らないので、違う町で盗難届を出す方は自己責任でお願いします。
盗難手続きは効率よく、短くおこないましょう
聞かれることは盗難の状況、日時、犯人の風貌、盗られた品物、それを金額に変えた場合の総額です。
盗難届を出す際に、お客様は動揺しているので、盗られた品物(=鞄の中に入っていたもの)を思い出せません。
警察で待っている間に、思い出して紙に書いておくとスムーズです。
先日、警察官の質問に答える形で、お客様が熱心に(ここに人が座ってきて、ここに壁があってという)図まで書き始めて、
余計に時間がかかりました(笑)。
でも図は分かり易くていいですね。待っている時間が長ければ、図を書いておくのも良いでしょう。
当日帰国したい方は時間との勝負なので、必要なことを簡潔に書きます。パスポート以外の盗られたものも、海外旅行保険に加入済みで保険請求する方は、
保険で戻ってくるような金目のものを書きましょう。保険で戻ってこないような価値のないものまで書く必要がありません。
また総額いくらぐらいの価値になるかを聞かれ、これも調書に記入されます。あらかじめ計算しておきましょう。
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